トランプ前米国大統領がきのう、2年後の大統領選挙に出馬を表明した。普通の候補者は1年前に表明するのだが、なぜ今?と17日(2022年11月)の「めざまし8」#NewsTagコーナーが取り上げた。
トランプ氏はフロリダ州の自宅豪邸「マール・ア・ラーゴ」で「私が大統領だったらウクライナ侵攻は起こらなかったろう」と述べ、米国でいま起きている問題の元凶はバイデン大統領だとの主張をまくしたてた。
議会襲撃事件との関係
異様に早い出馬表明の理由として、風間晋フジテレビ解説委員は去年1月の議会襲撃事件をあげた。「(捜査当局を)政治的意図を持った選挙妨害だとけん制したい気持ちがあったのは間違いない」という。捜査回避をしないとヤバイぞということだとすれば、とんでもない大統領候補がいたものだ。
もう一つ、ライバルへのけん制との観測もある。早めの出馬表明で共和党内の他候補を蹴落とし、巻き返しを図る思惑ともいわれる。
風間「トランプ氏の岩盤支持層は一説に3000万人とか言われるから、共和党の候補者に選ばれる可能性はそこそこある」
三浦瑠麗(政治学者)「ただ本選挙では民主党や共和党でない中間層の動向が大事。トランプ氏が出ると共和党は世代交代ができないから不利な気がします」
(あっちゃん)