サッカーW杯カタール大会の日本代表の初戦まで、あと1週間。きのう15日(2022年11月)、現地の日本代表と中継でつないでの壮行会が行われ、「スッキリ」MCの加藤浩次が総合司会を務めた。きょうの番組で、そのもようを詳しく伝えた。
日本のグループステージ初戦は、日本時間23日のドイツ戦。27日にコスタリカ戦、12月2日にスペイン戦と続く。キャプテンの吉田麻也選手(34)は「初出場の選手が多いが、そのエネルギーをいい方向に持っていきたい」「この1カ月、みなさんがサッカーの話で盛り上がっていただいて、その中心に僕たち日本代表があれば、とても素晴らしいと思います」と決意を語った。
「運営・開催する側、国の考えもしっかり見ていかないと...」
加藤は、W 杯出場3回目となる酒井宏樹選手(32)に対し、「チームの状態は、先輩後輩がない状態ですか?昔に比べて」と、変化球の質問。酒井選手は「そうですね、昔のことは話しづらいですけど...」と苦笑しながら、「すごいフレンドリーないい雰囲気だと思います」。先10月、肩を脱臼したチーム最年少の久保建英選手(21)は、「肩はどうですか」という質問に「基本的に(サッカーは)足を使うスポーツなので問題ありません」とひょうひょうと答えていた。
加藤「インタビューさせていただきましたが、本当にいい空気。一体感があって、いい状態で臨めると思います。海外でプレーしている選手が多いから、緊張がそこまでないんでしょうね。楽しみですよ」
番組ではこのほか、カタール国内の試合会場の建設現場で働く移民労働者に対する人権侵害が問題視されていることも取り上げ、「イギリスメディアによると、過酷な状況での強制労働などで、6500人以上が死亡したと指摘しています」と、森圭介アナウンサーが伝えた。
松田丈志(競泳元日本代表)「僕もカタールで開催されたアジア大会に出場したことがあります。資源があって裕福な国なので、地元の人は昼間ほとんど仕事をしていない。働いているのは外国人労働者ばかりでした」
加藤「大会自体は盛り上がってほしいし、選手も精いっぱいやってほしい。それを作っている運営・開催する側、国の考えもしっかり見ていかないといけませんね」
(キャンディ)