NHK朝ドラ「舞いあがれ!」11月15日放送回。貴司(赤楚衛二)は会社を辞め失踪していた。その知らせを聞いた舞(福原遥)は貴司へ電話をするが繋がらない。舞は久留美(山下美月)と古本屋・デラシネへ向かうが、デラシネは閉店廃業していた。(ネタバレあり)
舞は貴司の異変になんとなく気づいてはいたが、自分のことに頭がいっぱいで貴司のことまで考えられなかったと自分を責める。
警察に連絡しようと...
貴司の母・雪乃(くわばたりえ)が、貴司の勤めていた会社までいって事情をきいて帰ってきた。貴司の行方は何もわからずに、ただただ心配して警察に電話しようと慌てふためく場面。日々、連絡があったものが途絶えてしまったならば、確かに心配である。「大ごと」である。
まずは警察に連絡しようとする母親と、貴司を信じて母親を止める父・勝(山口智充)。双方の意見が対立するが、こんな場面を経験した実際の家庭も、けっこうあるかもしれない。
雪乃の心配、狼狽の様子はまったく「オカン」らしくて、全国のお母さんたちを頷かせたと思う。「くわばたりえさんの等身大のオカンのリアクションに共感しまくり」「私は雪乃さんが警察に駆け込みたくなる気持ちのほうがわかる」「くわばたりえに泣かされる日が来るとは」「くわばたりえさんのお母ちゃんの叫びの演技泣ける」などネットでもオカンの立場、くわばらさんの演技に沸いた。
その後、舞の電話に連絡があってホッとした。貴司が生きていてよかったが、五島にいるなんて今後の展開と関係がありそう。
舞たちが迎えにいったら、貴司はどんなにうれしいか。会社を辞めてしまった貴司は本格的に詩人を目指すのか、はたまたどうなるのか。楽しみである。
(Y・U)