料金値上げ「電気・ガス」の節約術 羽鳥慎一「細かいことでも積み重ねて」

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   この冬、家計を圧迫する深刻な問題が電気・ガス料金の値上げだ。夫婦に小さい子ども1人をイメージした東京電力平均モデルの電気料金は、昨2021年1月に6137円だったが、今年9月は9126円。街頭インタビューでは「急に2万近くいった月とかがあって、すごい上がっている」「大きいですよね。全然違います」などの声が。政府は来年1月から1カ月2000円の電気料金を支援する予定だが、大手電力会社は来春に月2000円から3000円の値上げを予定していて支援分は消えてしまう。値上げが続く中、この冬をどう乗り切るか。今日11月14日の「モーニングショー」は、細かな節電節ガス術について報じた。

  • 値上げに対抗するには…
    値上げに対抗するには…
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石原良純「お金の話で済んでいるうちはまだいい」

   松尾豪(エネルギー経済社会研究所代表)「ウクライナ情勢で争奪戦になり、世界的に需給が逼迫している。ヨーロッパでは電気料金・ガス料金が4倍になっているところもある。輸入石炭、LNG価格が高騰している。エネルギー需給は今年より来年のほうが厳しい」

   石原良純(タレント)「安値にふれていく要素は何もない。今後のエネルギーをどうするか。ヨーロッパは計画停電の話もある。お金の話で済んでいるうちはまだいい」

   山口真由(法学者)「去年、電気代とガス代合わせて2万円超えたときに真っ青になった。妹とケンカした」

   安いはずの新電力にも値上げの波が押し寄せている。2016年の電力自由化で登場し、現在は732の事業者があるが、料金が1年で2倍になった例もある。

   松尾豪「料金が1kWhで50円を超えたら、違約金を払っても乗り換えを検討すべき」

   ガス料金はどうか。東京ガスの標準家庭料金は、去年4月が4531円だったのに対し、今月は6461円。来年1月以降、政府はガス料金を900円支援するが、3月にはその支援分を超える1152円の値上げとなる予定だ。

   山口真由「私は電気は節約しようと思っていたが、ガスの節約は考えたこともなかった。今日はガスの話もしていただけるんでしょ。ちゃんと覚えて帰らなきゃ」

   番組ではスタジオに節約アドバイザーの和田由貴さんを呼んで、詳しく話を聞いた。

   まず、エアコンとこたつだが、お得なのはこたつのほう。エアコンを使う場合は、風向きを下にしたうえで、エアコンの真下にサーキュレーターを上向きで設置するとよい。

   山口真由「ヒーターの前で暮らすのは?」

   和田さん「ヒーターの種類にもよる。セラミックなどはかえってコストが高い」

   お風呂は低い温度でためて追い焚きするより、高い温度でためて追い焚きを減らすほうがいい。家族が続けて入り、フタや保温シートを浮かべて温度を保つこともポイント。シャワーは家族4人が4分ずつ使うと浴槽一杯分になるので、節約にはならない。

   キッチン編では、「お湯を沸かすには給湯器で出した熱湯をガスコンロで沸かしたほうがお得」「ブロッコリーやかぼちゃは電子レンジで下ごしらえして煮込む」「電子レンジは高出力で短時間が効率的」「炊飯器の保温4時間までで、それ以上は電子レンジで再加熱」「ご飯の冷凍は丸くて平らにしたほうがいい」「食洗機と温水の手洗いでは、食洗機のほうが節約になる」などの小技も紹介された。

   司会の羽鳥慎一「電気料金が高くなるのはしばらくは避けられないので、こんな細かいことでも積み重ねていく」

(みっちゃん)

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