見頃を迎えた紅葉、週末は各地で多くの人が集まった。観光客の中には外国の人も少なくなかった。「中には一気に円高に進んだことで食事を変更、お土産を減らしたという声もありました」。けさ14日(2022年11月)の「めざまし8」で司会の谷原章介がそう伝えた。
「高くていいお寿司を食べようと思いましたが...」
古都・京都にも外国人が目立つ。イタリアから新婚旅行で来たという2人は「京都に来るのが昔からの夢でした。紅葉の素晴らしさには圧倒されました」と感激していた。しかし、外国人観光客にとって、まさかの事態もあった。今月11日に外国為替市場の円相場は1日で7円以上も円高が進み、約2カ月ぶりに1ドル=138円台に。外国人観光客にとって予想しないことだったようだ。
オーストラリアのカップルは「1日の予算を決めているので為替の変動があると、今後の旅行でどのくらいお金を使えるかは影響しますね」(男性)、「お土産や家族へのプレゼントを減らすかもしれません」(女性)
カナダからの2人は「高くていいお寿司を食べようと思いましたが、高いと思ったので『くら寿司』に行きました。円高が進んだ影響です」(女性)
「いま、紅葉が見頃ですが、風で葉っぱが落ちませんか」と谷原が気象予報士の天達武史に聞くと「まだまだ続きそうです」。そんな中、政府分科会の尾身茂会長は新型コロナウイルスが第8波の流行に入りつつあるとの認識を示している。
谷原「外国の観光客の人たちもマスクされていましたが、これからどんな対応になるのか注視したいですね」
(一ツ石)