外国人の個人旅行も先月(2022年10月)から解禁され、各地の紅葉スポットに外国人観光客が続々と訪れている。きょう14日(11月)の「スッキリ」は、阿部祐二レポーターがこの週末、各地の紅葉スポットで取材し、15カ国30人に感想を尋ねた。
外国人向け旅行サイトでは、日本の紅葉が、世界の紅葉スポットの中で断トツのおススメスポットとして取り上げられているという。イギリスの旅行会社のサイトでは「Japan is Back!」との見出しで「日本を訪れるのに、これほどいい時期はありません」と紅葉シーズンが始まったことを紹介している。また、日本在住の外国人記者が運営する情報サイトも、「Autumn Colors」として、おススメの紅葉スポットを紹介している。
加藤浩次「僕も年齢とともに...」
阿部レポーターが向かったのは、シーズン真っただ中の東京・高尾山。カナダの男性旅行者は「緑の木も残っていますね。カナダでは緑の木は残っていません。バラエティーがあっていい」。ドイツから来た若いカップルや、フランスからの二人組の若者も、母国よりも「カラフル」「赤やオレンジがある。フランスと違って日本はアメイジングだ」と言う。
都心の日本庭園の紅葉も、海外向け旅行サイトで紹介されている。都内の小石川後楽園に来ていたオーストラリア女性は「桜の季節よりも美しいと思います」。スイスからの男性は「日本には美しい街と美しい景色があります。大好きです」。やはり都内の六義園に来ていたドイツの若者は「京都のような日本を見られる場所。(紅葉が)大好きです。ずっと待っていました」と旅行が解禁されるのを心待ちにしていたという。
また、「幸せを呼ぶネコを集めたお寺」と境内に並ぶ招き猫が紹介されている世田谷区の豪徳寺にも、ネコや紅葉見物に訪れる外国人の姿が。英国人カップルやオーストラリアからの男性、コロンビアの女性らはみな「これほどのカラフルで美しい紅葉はない」と口をそろえる。こんなに日本を好きになってくれると思うと、感謝さえ感じてしまう。
阿部レポーターはスタジオで、外国人記者が選ぶ紅葉の名所ベストテンを紹介した(出典「japan-guide.com」)。それによると、10位裏磐梯(福島)、9位大沼公園(北海道)、8位日光(栃木)、7位立山黒部(富山~長野)、6位富士五湖(山梨)、5位東京、4位八幡平(岩手~秋田)と続いた。
さらに、3位は十和田湖(青森~秋田・奥入瀬渓流下り)、2位は大雪山国立公園(北海道)、1位は京都だった。
MCの加藤浩次「僕も年齢とともに紅葉っていいなあと思ってきます」 杉山愛(元プロテニスプレイヤー)「私もヨーロッパにいたことはあるが、全体的に同じ色、黄色という印象。日本のように、いろいろな木々が種類も色も混ざっているのはないかもしれません」
(コムギ)