杉山真也アナが「次世代半導体の国産化へ、国内大手8社がタッグを組みます」と切り出し、司会の江藤愛アナが「タッグを組む8社はこちらです。まさにオールジャパンですね」と続けた。参加する企業は、ソニーグループ、トヨタ、NTT、デンソー、ソフトバンク、NEC、キオクシア、三菱UFJ銀行。新たに設立される新会社の名称は、ラテン語で「速い」を意味する「ラピダス」。参加する企業はそれぞれ10億円程度を出資するという。
次世代半導体ってどんなもの?
11日(2022年11月)の「THE TIME,」で江藤アナは「視聴者からは『次世代半導体ってどんなもの?』『性能が高いのはいいけど、価格も高くなるの?』という疑問が寄せられています。さて、国産化で私たちの暮らしはどうなるのでしょうか」と言って、画面はITジャーナリストの三上洋氏に取材したVTRに。
三上氏は「コロナ禍で半導体不足になり半導体の価格が高くなったことが一つある。現在は台湾が圧倒的シェアを持っています」と説明し、「次世代半導体は高性能ゲーム機や自動運転車、スマート家電など身近な部分の電気機器に使われことになる。日本で作る新会社が次世代半導体を作れるようになれば、日本の産業に明るい未来が来る可能性がある」と指摘した。
江藤アナは「政府も研究開発拠点の整備費用などに700億円を補助することにしていて、11月11日にも西村康稔・経済産業大臣が発表する見通しです」と伝えた。
(バルバス)