映画『月の満ち欠け』(2022年12月2日公開)の舞台挨拶が11月7日に都内で行われ、俳優の大泉洋さん、有村架純さん、目黒蓮さん(Snow Man)、柴咲コウさんらが登壇した。8日の「めざましテレビ」(フジテレビ系)が伝えた。
単独での映画出演初となった目黒さん。主演の大泉さんには学ぶところが多かったようで、「めちゃめちゃかっこよかったですね。自分が腑に落ちない部分は心の中にちゃんと落としてから撮影を進めている。ディスカッションしている姿だったりとか、たくさん勉強になりました」。
「人気もあってね...」
これを聞いた大泉さんは「私はね、信じちゃいませんよ。そんなに人間いい人いますか?」と「大泉節」をさく裂させ、会場を沸かせていた。
「めざましテレビ」の鈴木唯キャスターは、大泉さん、有村さん、目黒さんにインタビュー。有村さん演じる人妻と許されざる恋に落ちる大学生を演じた目黒さんは、意外にもその役柄と自身に共通点があると話した。
「20歳くらいの自分とすごくリンクする部分がいっぱいあって。良い意味ですごく芋っぽい」と目黒さん。隣にいた大泉さんは、「20歳のころに?イケイケだったんじゃないの?」と疑いのまなざしを向けた。
「いや、めちゃ陰キャなんで僕」と目黒さんが答えると、納得いかない様子の大泉さんは「俺に近づくな、ヤケドするなみたいな?」と詰め寄り、目黒さんに「ちょっと古くないですか?」とツッコまれていた。
インタビューでは、目黒さんの演技についての質問も。有村さんは「言葉をご自身で大切にしているんだなっていうのが伝わってきたので、それだけで信頼できる方だなって感じました」。
「大泉さんはどうですか?目黒さんについて『さすがだな』ってところあります?」と鈴木キャスターに聞かれた大泉さんは「特にないかな」。
続けて、「初めて会った小山内(大泉演じる主人公)という人間とこの人はちゃんと話しているという感じがちゃんとするから、まぁ本当に腹立たしい。人気もあってね。こっちは別に面白かないですよ」
目黒さんは「大泉さんの有名なこのボヤキ、隣で聞けて良かったです」とどこまでも謙虚な姿勢を貫いていた。
(ピノコ)