ソウル雑踏事故と「更迭」前警察署長の所業 橋下徹「虚偽報告は最悪です」

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   「韓国ソウルの梨泰院の雑踏事故から1週間を経過しましたが、警察のずさんな対応が次々に明らかになっています」と7日(2022年11月)の「めざまし8」で堤礼実アナが伝えた。

  • ソウルの雑踏事故の検証が進んでいる
    ソウルの雑踏事故の検証が進んでいる
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「抜本的な建て直しを」

まずは初動の遅れを指摘されている韓国警察庁のトップであるユン長官。朝鮮日報によると、新たに分かったのは事故当日の先月29日、休日を利用してキャンプに行っていたという。午後10時15分に事故が発生、1時間以上たった11時32分ごろ、担当者がメッセージを送ったが、長官はすでに11時ごろ就寝していた。さらに、52分にも電話をしたが、これもつながらなかった。ようやく、連絡できたのは発生から約2時間後の翌日の午前0時14分。警察首脳部対策会議を開催したのは2時30分だった。

   また、すでに更迭されている管轄の龍山警察署の前署長の報告が虚偽だったと報じられている(韓国MBC)。現場到着時間が当初は午後10時20分ごろといっていたが、実際は11時5分ごろだった。なぜ、遅れたのか。歩けば10分ほどの距離を車での移動にこだわったためという。

   司会の谷原章介「車にこだわった前署長、どう思いますか」

   橋下徹(弁護士)「理由がどうであれ、虚偽報告は最悪です。どんどん検証すれば、明らかに韓国の行政と警察の失態があることは間違いないです。抜本的な建て直しをしなければなりませんね」

   谷原「休日だったユン長官はどうですか」

   橋下「緊急事態ですから。責任者は24時間365日、必ず連絡できるような状態にしてすぐ動かなければいけないのが大原則です。言い訳になりせん」

(一ツ石)

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