みなみかわのヒールぶりが凄い 阿佐ヶ谷姉妹・渡辺に「鬼よ」と言わしめる「実力」

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   「ゴッドタン」(テレビ東京系)。この日(10月30日未明、2022年)の企画は「みなみかわ相談相手オーディション」。松竹芸能所属ピン芸人のみなみかわが相談に乗ってくれる芸人を探すオーディションだった。みなみかわが直接面談し、自分の相談相手に相応しいかどうか、合格不合格を決めるものだが......。

   1人目の候補者は阿佐ヶ谷姉妹のお姉さん・渡辺江里子。現在も阿佐ヶ谷に住み、地元に愛される芸人だ。そんな江里子さん、ご近所で売ってるピーナッツとタッパーに入れたブドウを手土産に持参し、『らしさ』をみせる。

  • この番組があるうちは…(写真はイメージ)
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FUJIWARA藤本にも...

   そんな江里子さんに、「阿佐ヶ谷姉妹のような地元から愛されるキャラクターになりたいんです」と訊くみなみかわ。ちなみに地元は?と訊かれ「碑文谷です」と。「木本(TKO)さん住んでましたね」とVTRを見ていたおぎやはぎ矢作がポツリ。

   みなみかわも「よく見るのが伊勢谷友介さんとか、沢尻エリカさんとか、あと宮迫(博之)さんとかです」と。悪意(?)を感じる人選に、苦笑いする江里子さんを横目に「五反田だったら『さらば青春の光』さん、八王子だったらヒロミさんとか、世田谷だったら所ジョージさん、阿佐ヶ谷だったら阿佐ヶ谷姉妹さん、そういう存在になりたいんです」と熱く語る。

   これを受けて、「碑文谷の方から愛されたい?」とその真意を確認する江里子さん。「そうです」とミナミカワが頷くと、「地元からも愛されていないのに?」。江里子さんも負けてはいなかった。

   そんな江里子さんに、本当に街の人と仲良く付き合っているのか、などと失礼な言葉をぶつけ、ついには「街をナメないでいただきたい」と叱られたミナミカワ。碑文谷のいいところを訊かれ、「ランボルギーニ屋がある。阿佐ヶ谷ないでしょ?」と小馬鹿にしたような発言で、さらに江里子さんの怒りを買っていた。

   最終的には、「鬼よ、この男は!」と温厚な江里子さんを怒らせるまでに。2番目のFUJIWARA藤本敏史にも、「誰からも尊敬されてないのに、どうしてそんなに明るくしてられるんですか?」「暴走する奥さんを止めるにはどうしたらいいですか?」などと失礼三昧。フジモンにダメージを与えた。

   昨今、すっかりコンプライアンス対応型の芸人が多く、バラエティに元気がないが、みなみかわのようなヒールがいると、俄然面白くなる。そういう芸人を出す「ゴッドタン」が凄いというべきか。この番組があるうちはテレビはまだまだ大丈夫。

(大熊猫)

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