古田新太が明かした「半沢直樹」出演事情 スタジオ大爆笑のワケ

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   「日曜の初耳学」(TBS系)で林修先生がインタビュアーを務める「インタビュアー林修」のゲストは劇団☆新感線の古田新太。圧倒的存在感で舞台のどこにいても目を惹く古田。番組はそんな古田の魅力を探るものだった。

  • 古田新太さん(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
    古田新太さん(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
  • 古田新太さん(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

「僕呼ばれると思わなかったんですよね」

   中村倫也や天海祐希など、共演者が語る古田の話も面白かったが、なんといってもご本人の口から出てくる発言が自由過ぎて、番組側が気を使ってピー音をつけるほど。

   古田がテレビや映画など映像の世界に進出したのは34歳の時。「池袋ウエストゲートパーク」や「木更津キャッツアイ」などさまざまな作品で強烈なインパクトを残してきた。

   2020年の「半沢直樹」(TBS)に出演した際のことを訊かれ、「僕呼ばれると思わなかったんですよね」と謙虚なのかと思いきや、「あいつらすっげえ芝居暑苦しいから」と。これにはスタジオも大爆笑。「俺、苦手なんだよね。俺、こう見えて実はあっさり系の俳優なんですよ。『半沢』の時はみんな力む感じの人ばっかりだったから、逆に嫌な感じに見えてよかった」と。たしかに。それは、現在の「アトムの童」のオダギリジョーにも言えるのではないか、と納得。クセ強めの演技もそれはそれでネオ時代劇のような様式美があるが、ナチュラルな演技のほうが逆に怖さを増すというのもわかる。

   「言われたことができない人は俳優になるなっていうことなんです」と古田。自身が演劇をやろうと思ったのは小学生の時。「そしたら武器持っとかなきゃいけねえ」と音楽とダンスと格闘技をやったという。破天荒に見えて用意周到な努力型、それが古田新太という唯一無二の役者なのだろう。いいものを見た。

(くろうさぎ)

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