自転車「並走」「イヤホン」も罰金に 番組が交差点で調査、2時間で121件の「違反運転」(THE TIME,)

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   江藤愛アナが「取り締まりが強化された自転車の悪質運転ですが、ついやってしまいがちな並走やイヤホンをつけたままの運転にも罰金の可能性があるんです」と、今日3日(2022年11月)の「THE TIME,」で切り出した。

   東京・港区六本木の路上で男性が警察官から警告カードを渡されていた。11月3日午前0時過ぎことだ。今週から警視庁は自転車の悪質運転に対し取り締まりを強化。以前は警告にとどめていた行為に対し、刑事罰の対象となる"赤切符"を積極的に交付している。具体的には、信号無視、一時不停止、右側通行、徐行せずに歩行を通行の行為が対象。

  • 傘やスマホ、イヤホンを使っても罰金の可能性(写真はイメージ)
    傘やスマホ、イヤホンを使っても罰金の可能性(写真はイメージ)
  • 傘やスマホ、イヤホンを使っても罰金の可能性(写真はイメージ)

片耳イヤホンでも「ながら運転」になりうる

   番組は昨日2日、東京・北区赤羽の交差点で自転車運転を調査した。その映像を専門家にチェックしてもらったところ、やってしまいがちな違反運転を指摘された。

   指摘したのは日本自転車普及協会の山口文知氏。

   「2台の自転車が並んで走行する並走は軽車両の並進禁止という道交法違反に当たります。2万円以下の罰金が科される可能性があります」と言う。

   また、イヤホンをしたままの運転についても「耳にイヤホンしながら運転ということで"ながら運転"に当たると思います。安全運転義務違反になりうる」と言う。この場合は5万円以下の罰金となる可能性がある。

   では、イヤホンを片耳だけつけて運転した場合はどうなるか?

   山口文知氏は「たとえ片耳でもイヤホンをして運転してはいけません」と言う。たとえ片耳でも、安全運転に必要な音が聞こえなくなるため交通違反になるというのだ。

   この日、赤羽での調査では2時間で121件の違反運転が発見された。

   ほかにも、ついやってしまいがちな自転車の交通違反があるという。

   江藤アナは「傘を差しながら、スマホを見ながらの運転はともに"ながら運転"で5万円以下の罰金の可能性、踏切を渡るときにしっかり停止して左右を確認するのは車と同じで、怠ると5万円以下の罰金の可能性、さらに酒酔い運転は100万円以下という高額の罰金の可能性があるといいます」と紹介し、「この機会に改めて自転車の乗り方を見直す必要がありそうです」とまとめた。

(バルバス)

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