韓国ソウルの繁華街梨泰院で起きた雑踏事故。韓国メディアは現場周辺の路上にかまえたメイク店や路地にせり出したホテルの壁が通路の幅を狭めていたことを報じた。「責任をどう思いますか」と、2日(2022年11月)のめざまし8で司会の谷原章介がコメンテーターに問いかけた。
若狭勝弁護士「これが原因かどうかは、しっかり捜査する対象だ」
韓国メディアは事故4時間前の現場周辺で路上に敷物を広げ、ハロウィン向けのメイクをする商売が混雑に拍車をかけたと指摘。さらに、現場通路に沿ったホテルからエアコンの室外機を隠す壁のような仕切りが設置されていたことを「違法建築」と報じた。幅4メートル以上の確保が法で定められているが、通路の幅は3.2メートルしかなかった。
表通りと路地通路の合流点付近にもガラス張りのテラス席がせり出し設置されていたという映像もある。「梨泰院に違法でない建築物は3軒しかない」ともいわれる。業者の違法行為だけでなく、それを野放しにした行政の責任も問われる。
若狭勝(弁護士)「責任はある。これが原因かどうかは、しっかり捜査する対象だ」
永島優美アナウンサー「新たな事実が分かるたびに防げたんじゃないかと思ってしまうんですよね」
トラウデン直美(タレント)「ただ、近年のハロウィンの異様なまでの盛り上がりは注意したい。日本でも、おかしいぞと感じたら帰る、混むなら別の場所でやろう、そう判断できたらいいなと思います」
谷原「ハロウィンなら何でもやっていいという風潮がこうした悲劇を生んだのかもしれません」
(あっちゃん)