韓国ソウルの転倒事故 谷原章介「映像を見て言葉を失いました」

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   「映像を見て言葉を失いました」。けさ31日(2022年10月)の「めざまし8」で司会の谷原章介がそう語った。29日夜、韓国の梨泰院で日本人2人を含む154人が亡くなり、37人が重症を負う事故が起きた。

  • 韓国で多数の死傷者を出す転倒事故が発生した
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渋谷の「街の声」は

   現場の画像を見ると、ハロウィーン前にやってきた人が多く、狭い路地で密集した人たちが身動きできない状況だ。地元メディアによると、事故が起きた当時、梨泰院周辺には約10万人以上が集まっていたという。「めざまし8」のナレーションによると、現場は長さ約50メートル、道幅約4メートルの坂道になっている路地だった。

   「群衆安全学」を専門とする関西大学の川口寿裕教授は「間違いなく『群衆雪崩』が発生したんだろうなって感じました」と語る。群衆雪崩とは、密集した人たちが雪崩を打つように転倒する現象だ。川口教授は「人が1平方メートルあたり大体10人程度以上入っていると、群衆雪崩の危険があるといわれています。一定の勾配の坂道であれば、まだいいんですけども、傾斜がちょっと変わったりすると、誰かがつまずいてしまう。それをきっかけに転倒が起きるという可能性が十分あり、人がぶつかり合って混雑が発生します」

   日本では今年は3年ぶりの「行動制限なし」のハロウィーンだ。きのう東京・渋谷で若い女性たちに聞いてみた。「渋谷でもそういうことが起こったら怖い。人を押さない、人混みに行かないように避けている」「(日本は)韓国よりは安全だと思います。警察の警備がしっかりしているから安全かなと」などと話していた。

   確かに渋谷ではおととい夜、DJポリスが登場、横断歩道に規制線をつくり、誘導も行っていた。

   谷原「今日の31日、渋谷、本番かも知れませんから、どうか、安全に楽しんでほしいですね」

(一ツ石)

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