<1年前のワイドショー>秋篠宮家の長女・眞子さんの夫、小室圭さんがニューヨーク州の司法試験に合格したと10月21日(2022年)、報じられました。3度目の挑戦で難関を突破しての合格に、祝福する声も多く出ています。
しかし、ちょうど1年前の21年10月26日の結婚会見は、悲壮感漂うものでした。結婚に至るまで数多くの報道にさらされながらも、2人だけで行われた会見は、質疑応答はなし、7枚もの文書が配られる異例の形でした。そんな空気でも、張りのある声で文書を読み上げる眞子さんに、ワイドショーでは同情する声も出ていました。
「質疑応答なし」のきっかけ
(J-CAST)ワイドショー通信簿の「メディアが『眞子さま』から『眞子さん』に(略)」(21年10月27日、テレビ朝日系「モーニングショー」)は、眞子さんが会見で明らかにした、(小室家の)金銭トラブルや留学についての見解を紹介しました。
眞子さんは「圭さんが独断で行ったことはひとつもありません。(圭さんの母の)元婚約者への対応は私がお願いした方向で進めていただきました」ときっぱり。留学も「海外に拠点をと私がお願いしました」と、これも眞子さんがリードしたとあります。
「眞子さん会見で出た『非常に強い表現』 『スッキリ』が注目した言葉」(同日、日テレ系)では、日テレの宮内庁担当解説委員が「正直なところ、おめでたいという空気ではなかったことに複雑な思いを抱きました」との感想を語っていました。
「秋篠宮ご夫妻への『「感謝」がなかった』 めざまし8が会見を分析」(同日、フジテレビ系)は、秋篠宮家と30年来の親交がある毎日新聞編集委員の江森敬治氏が、「(会見で)秋篠宮ご夫妻への感謝の言葉がなかったなということが一番気になりました。とても仲の良い親子だったので、(略)本当に残念ですね」と振り返った、とあります。
「眞子さん『質疑なし』と雑誌協会の質問文 羽鳥慎一『表現方法がもう少し...』」(同日、テレビ朝日系「モーニングショー」)は、「質疑応答なし」のきっかけとなった日本雑誌協会から事前に出された「二つの質問」を取り上げています。
一つは、小室さん側の金銭トラブルと母親の「遺族年金不正受給」について。もう一つは、小室さんが留学先で特別待遇を受けたのではないか、でした。眞子さんは、誤った情報が事実であるかの印象を与えかねないとし、「会見で口頭で答えることを想像すると、恐怖心が再燃し、心の傷が広がりそうで不可能と思いました」と語ったのでした。
皇室ジャーナリストの山下晋司さんは「これは本当に回答を期待しての質問だったのか」と質問自体に疑問を投げかけたとあります。
1年が経ち、圭さんの合格で生活基盤も整った2人。早速、週刊誌を中心に関連情報が飛び交っていますが、今後、世間の評価は変わっていくのでしょうか。
(コムギ)