東京国際映画祭・特別招待上映作品に出品されている『母性』(11月23日公開)のジャパンプレミアが27日(2022年10月)に東京・有楽町で行われ、主演の戸田恵梨香さん、その娘役を演じた永野芽郁さん、高畑淳子さんらが登場した。28日の「めざましテレビ」(フジテレビ系)が伝えた。
同作はベストセラー作家・湊かなえさんの同名小説を実写映画化したもの。娘を愛せない母と、母に愛されたい娘の2つの視点から未解決事件の真相が明らかになっていく様子を描いたミステリーだ。
「走るのが大好きだったので...」
先に行われた完成報告会では、永野さんは「落ち葉の上で倒れているシーンで、もう虫がすごくて。でも戸田さんが必死に声をかけてくれるシーンでもあったので『絶対に動けない。はぁ動きそう。動けない!』っていう葛藤が大変でした」という撮影エピソードを紹介。
戸田さんは「芽郁ちゃんの顔に近づいていたので、(虫が)チラチラチラチラ飛んでいるのを払っていました」と笑っていた。
母と娘を描いた映画ということで、「めざましテレビ」の小山内鈴奈キャスターは2人に「母とのエピソード」を聞いてみた。
戸田さんは「中学生の時、門限が6時半だったんですけど、『6時半なんて早すぎる!』っていうのが唯一の反抗でした」。
永野さんは「私は走るのが大好きだったので、(運動会で)走る種目に出ることが多かったんです。母の声援がすごくて、走りながらお母さんのこと探して。見つけたと思っても走っているから通過しているじゃないですか。次に回った時に手を振ろうと思って、手を振っていました」。このエピソードに戸田さんは「かわいい」とほほ笑んでいた。
小山内キャスター「昨年放送されたドラマで共演しているお2人ですが、実は撮影はこの作品が先だったということで、2作品の共演を通しての仲の良さが伝わりますよね」
軽部真一キャスター「2人が本当に熱演。それからね、高畑淳子さんがキョーレツな役なんですよ」
(ピノコ)