寒い。きのう25日(2022年10月)は全国174地点で冬日となった。「10月に150地点以上で冬日は6年ぶりだそうです」と、26日のめざまし8で司会の谷原章介が驚きを伝えた。気象庁からは東日本と西日本で気温が低くなるという3カ月予報が発表された。
3カ月予報によると...
最初の映像は、兵庫県養父市できのう午後0時半ごろ、車に打ちつけたヒョウ。強い寒気が入り込んで、大気が不安定になっていた。富士山はすっかり雪化粧。今月23日には雪は確認できなかったのだが、一気に純白の姿を見せてくれた。
長野県と群馬県の境にある浅間山は、初冠雪。「去年の今ごろはこんなに降っていませんでした。例年の初雪は山頂にちょっとかぶるだけなのにビックリしました」と地元のタクシー運転手は話した。旅行支援の客でにぎわう草津温泉の最低気温は、きのうマイナス0.8度。「もうダウンジャケットがないとね」「なんか冬が来ちゃった」と行楽客が震えていた。
都心の最低気温は10.2度だったが、「コートと暖かい下着を買う」「寒いのでニットを買いに来ました」と待ちゆく人はすっかり冬モード。ハロウィーンイベント中のディズニーランドでは、仮装姿の客が「寒さを考えずに衣装を選んでしまい、もう死ぬかと思いました」
気象予報士の天達武史「今週から急に各地ひと月先いく寒さです。晩秋から初冬に変わってきています」
谷原「きのうは寒かった。冷えたー」
気象庁の3カ月予報によると、11月は全国的に平年並みで、安定した晴れが多いというが、天達は「晩秋の3K(乾燥・寒暖差・木枯らし)で体調を崩しやすい」と注意を呼びかけた。
12月と1月は、関東から西に行くほど寒いそうだ。「今年の特徴は西回りで寒気が入ること」で、北陸から西の日本海側は大雪に警戒が必要。太平洋側はからりとした冬晴れが多いものの、1週間か2週間に一度南海上を低気圧が通るので、年明けを中心に雪の可能性もあるという。
(あっちゃん)