山際大臣の辞任で「旧統一教会と政治判断」の関係はうやむやに? 安住紳一郎アナ「説明しないまま終わってしまいそうな感じ」

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   25日(2022年10月)の「THE TIME,」で、ニュース関心度ランキング1位(関心度53.4%)となったのは「山際氏辞任『ギリギリのタイミング』」。「山際(大志郎)経済再生担当大臣がついに辞任。旧統一教会の問題をめぐり、閣僚がついに辞任しました」と司会の安住紳一郎アナが切り出した。

  • 国会で「後出し」答弁が続いていた
    国会で「後出し」答弁が続いていた
  • 国会で「後出し」答弁が続いていた

「辞任して終わりではない」との街の声も

   山際氏は24日に辞表を提出し、受理された。山際氏は「これからの国会審議等々を考えた時に、このタイミングで国会審議に障らないようにするべきではないかと、きょうという形に致しました」と説明したが、事実上更迭された形だ。

   これまで「後出し」とも言える答弁を繰り返してきた山際氏。指摘され続けてきた旧統一教会との関係をようやく認めたのは、岸田改造内閣で留任が決まった8月10日のこと。「いわゆる『後出し』はこの時から始まっていた」と番組ナレーション。

   その後も関連団体への出席など、次々と明らかになったが、山際氏は「いずれも通常の政治活動の一環だった」と説明。教団トップの韓鶴子氏との写真が新たに出てきて、辞任直前の24日の国会で指摘された時は、「定かではありません」などと開き直りともとれる答弁をしていた。

   番組は、「辞任して終わりではない。しっかり説明するまで国民は納得しない」(10代女性)、「『往生際』も『引き際』も悪い『瀬戸際大臣』だった」(20代男性)、「宗教への忖度をしない人に国民のことを考えてもらいたい」(40代女性)などという視聴者の声を紹介した。

   安住アナ「本当にイベントに参加したことの記憶がないのかどうか。これだけ参加していたらやはり何か関係あるんじゃないかと普通考えますよね。旧統一教会のことを考えて政治判断を何かしてはいないか。そういうことは確かに気になりなる。でもこれは説明しないまま終わってしまいそうな感じがあります」

(ピノコ)

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