茂木紀子(NY州弁護士)「日本中の人から、想像もできないほどのプレッシャーを受けていた中で無事合格した。今後のご活躍を期待しています」
山口真由(弁護士)「落ちグセが怖い。2回落ちると『もしかしたら受からないんじゃないか』とプレッシャーがある。自分で自分を信じきらないと受からない」
石原良純(タレント)「ツイッター世界2位。1位は何かと思ったらパキスタンの汚職。1位になってほしかった」
番組では、NY州司法試験の問題も紹介した。 1日目の午前は、2つの問題について資料を読み込み必要な文書作成する問題。「コカイン販売、マリファナ所持、銃器所持の3つの罪で起訴された女性が、それぞれ切り離して裁判するために説得力のある弁護書類を準備せよ」といった問題が出される。
山口真由「日本の司法試験ではこうした実務的な問題はない」
1日目午後は6つの問題についての論文作成で「ピザ屋の開店準備を頼まれた姉が、依頼と異なった椅子や自転車を購入した場合、代金を支払う義務があるか」といったもの。知識に基づいて法律を適用、適切な結論を見いだすことができるか問われている。
山口真由「日本の司法試験と同じで、論点を抜き出して法律を適用することを反射的に繰り返す。30分で1問解いてかかなければいけない。悩まない、手を止めないというのがコツだが、私なんかは反射的にアドレナリンが出てくる。『どうしてこのお姉ちゃんこうなんだ』などと考えてはいけない。小室さんは考えるタイプの人かもしれない」
2日目は選択問題が200問出される。問題量が多く1問1分48秒のペースで解かなければならず、体力勝負となる。これらの試験で400点中266点とれれば合格となる。
小室さんの今後はどうか。大手事務所1年目の弁護士年収は通常3000万円程度。今後は実力次第で年収1億5000万円も考えられるという。
山口真由「弁護士には雇われ側と経営側がある。経営側になったら億もある」
勤務先事務所の小室さん紹介文だが「起業家、投資家に対し企業問題について助言。日本語が流暢です」となっている。小室さんに求められるスキルだが「自分の意思を的確に伝えること」「同僚とのコミュニケーション」「クライアントの希望を理解すること」など。今後3~4年が勝負で、成果が出せない場合解雇もありうるという。
今後の皇室との関係はどうか。皇室ジャーナリストの山下晋司氏は「秋篠宮さまは合格したからといって、世間の評価が一気に高まるとは思っていない。一時帰国してあいさつまわりすべきではないか」という。
山口真由「日本に2週間帰国したら他の弁護士さんに仕事がいっちゃう。地道な活動で少しずつ世間の目が変わっていく方がいいんじゃないか」
(みっちゃん)