「舞いあがれ!」ぐっさん&くわばらりえの「夫婦漫才」が大好評 「涙出るほど笑った」「ナイスプレイ」

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   NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」10月20日(2022年)放送回。経営不振脱却の糸口を手にした父・浩太(高橋克典)は東大阪の仲間の助力も得て、新たなネジ作りに挑む。そんななか舞(浅田芭路)は久留美(大野さき)を秘密基地と呼ぶ又吉(直樹)先生演じる八木巌の古本屋へ誘って、ふたりで模型飛行機作りに挑む。

  • NHKの「舞いあがれ!」番組サイトより
    NHKの「舞いあがれ!」番組サイトより
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皮肉を連発して圧力を...

   舞の家の隣のお好み焼き屋さん「うめづ」。もちろん岩倉家は常連さんだし家族ぐるみのつきあいだ。浩太パパの会社経営がピンチのとき、立ち寄れば励ましてくれるものである。

   新しいネジの試作に邁進している浩太パパが、あと一息で完成というときに機械の故障。「うめづ」で一息ついている仲間に、急いで機械の修理を頼んだが引き受けてくれない。浩太は頭を下げるが、自分も納期だといって断られてしまう。肩を落として諦めて帰る浩太。

   その後、舞がお好み焼きのテイクアウトのお使いで登場。店主(ぐっさん、山口智充)とお母ちゃん(くわばたりえ)があたたかく迎える。そして浩太のお願いを断った仲間に、睨みをきかして、「うん」と言うまで皮肉を連発して圧力をぎゅうぎゅうかける。この夫婦のやりとりは漫才。心地よくリズミカルな関西の笑いが場面を明るくした。「もう!ぐっさん&くわばたりえさんの夫婦漫才好きやーーー」「ぐっさん、くわばたりえさんがこのドラマをさらに優しくしてくれとる」「ぐっさん&くわばたさんの圧によるナイスプレイで涙出るほど笑ってしまった」などこの場面にはネットでも沸いていた。

   浩太は確かに不景気で会社倒産の危機ではあるが、東大阪の仲間が心優しい人ばかりだからきっとこのピンチをやり過ごせる。

   マニュアルや社則とは関係のない、人間同士の生のやりとりで物事が達成されていく工程は、もはや懐かしい気持ちにさえなる。でも信用とか本当の友情はネットのなかだけではなかなかリアルに感じにくいもの。こういう場面こそ朝ドラらしくて好きなのである。

(Y・U)

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