目薬点眼後のあのポーズ、実は大正解 菊間千乃「(CMで)カッコつけてるんじゃなかったんですね」

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   視界がぼやけたり糸や黒い点が浮かんだり、視野が狭くなったりといった目のトラブル。些細な症状のように思えても、実は放置すると失明の危険がある重病という可能性があるという。今日18日(2022年10月)の「モーニングショー」は、スタジオに眼科医の梶原一人さんを招き、注意ポイントや正しい目薬のさし方などについて話を聞いた。

   目のトラブルについて街頭インタビューすると「小さな文字は離すと小さいし、近くするとピントが合わない」「左目が視野が欠けている」「黒いのがポンポンポンと飛ぶ。病院に行ったら飛蚊症」「生活してて不便は感じないんだけど、病院に行ったら緑内障」などの声が。

  • 目を大切に(写真はイメージ)
    目を大切に(写真はイメージ)
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「老眼ということで片付けないで」

   梶原一人医師「老眼だと思っていると別の病気が隠れている可能性もある。中には失明につながる怖い病期もある。老眼ということで片付けないでほしい」

   目がかすむ(白内障・緑内障・糖尿病性網膜症の可能性)、視野がせばまる(緑内障・網膜剥離の可能性)、ゴミや糸くずが見える(飛蚊症・網膜剥離の可能性)、視力が急に落ちた(緑内障・網膜剥離の可能性)、光を眩しく感じる(ドライアイ・白内障・光彩炎の可能性)など、目のトラブルには重病の可能性がある。まぶたのたるみで受診したところ、脳腫瘍が発見されたというケースもあるという。

   怖いのが緑内障。眼圧が高くなることで視神経が圧迫される病気で、日本における失明原因の第1位となっている。40歳以上は20人に1人、60歳以上10人に1人が罹患しているといわれ、見えない範囲がどんどん広がっていくが、末期まで自覚症状がなく失明にいたることもある。眼圧が正常で、かゆみやまぶたの腫れで発見されることも。緑内障は原因がわからないので完治できず、点眼やレーザーで進行を遅らせることになる。

   一方、黒い浮遊物が見える飛蚊症は、目の中の硝子体にシワができて影が網膜に映る病気だ。飛蚊症自体は炎症や網膜剥離がなければ気にしなくても大丈夫だが、浮遊物が多い場合は網膜剥離の可能性が高い。糖尿病・高血圧にも注意が必要だ。

   梶原一人医師「(眼球内で)出血したとき、墨のようなものが落ちてくるように見える。そのあと薄くなってくるが血管が破れたままだったりする。様子を見ないですぐに受診していただきたい」

   菊間千乃(弁護士)「左目に黒い点が見えて、虫が飛んでるかと思ったけど目を動かすと黒い点が動いていく。病院に行ったら飛蚊症まではいかなかったが進行すると網膜剥離になる可能性がある。定期的に検診受けてくださいと言われました」

   視界の羽鳥慎一「で、受けてるんですか」

   菊間千乃「受けてません...」

   堤伸輔(フォーサイト元編集長)「徹夜で仕事していて外に出た時、眩しくて危機を感じる時があった。涙が出てきて目をあけていられなくなる。基本ドライアイなので目薬をさすことを心がけている」

   番組では目薬のさし方も紹介。「さしたら上を向いて一分間目を閉じる」「パチパチは鼻に流れるのでNG」「目頭を押さえて鼻に流れるのを防ぐ」が正しいさし方だという。

   羽鳥慎一「パチパチだめなんですね」

   菊間千乃「目薬のCMで目頭を押さえているのは、カッコつけてるんじゃなかったんですね」

(みっちゃん)

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