「今年(2022年)夏、沖縄県名護市の沖合で遺体で見つかった人気漫画『遊☆戯☆王』の作者、高橋和希さん(60)は当時、少女の救助に向かっていたことがわかりました」とけさ17日(2022年10月)の「めざまし8」で司会の谷原章介が伝えた。
「やっぱり素晴らしい方だったと思う」
「何か悪いことをして、このような事故に巻き込まれたわけではなくて、人を助けたいという善行だったことが世に知られて、報われたと思う。責任感が強く、とても面倒見も良かった。そんな人柄だったからこそ、溺れている人を見て放っておけなかったのかな」と関係者の1人は話す。
海上保安庁によると、高橋さんは遺体で発見される2日前の7月4日、恩納村の海岸でシュノーケル中に沖に流された少女を米兵らとともに救助しようと向かったが、その後、姿が見えなくなった。少女は米兵によって救助されたが、高橋さんは途中で溺れ亡くなったという。
この行動に世界中から称賛の声が相次いでいる。
高橋さんが少女を救出しようとした場所は人気ダイビングスポットの「人魚の洞窟」といわれるところ。水の流れが強く急激に深くなる危険な場所だ。
「遊戯王」ファンの男性は「同じ立場で出来るのかと思うと、自分だったら出来ないかと思うので、やっぱり素晴らしい方だったと思う」、別のファンは「登場人物に出て来るような感じで、すごく立派な勇気のある人だなと思います」と語る。
海上保安庁は救助された少女の心のケアに配慮し、遺族と相談したうえ今回公表したという。
谷原「高橋さんの行動、どう思われますか」
橋下徹(弁護士)「立派としか言いようがないですね。ご冥福をお祈り申し上げます」
古市憲寿(社会学者)「漫画の主人公みたいな行動だなと思いました」
谷原「残念な結果でしたが、高橋さんの勇気ある行動はこれからもずっと残り続けると思います」
(一ツ石)