NHK朝ドラ「舞いあがれ!」第10話が10月14日(2022年)に放送され、視聴者からは五島の少年、浦一太(野原壱太さん)との別れを惜しむ声と、大人になった一太の再登場への期待の声が上がった。(ネタバレあり)
岩倉舞(浅田芭路さん)の「私も、ばらもん凧揚げたか!」の言葉で、舞や一太たち島の人々がたこ揚げに集まった。
「おいのこと、忘れんなよ」
たこ糸をつかんでいた一太が、「舞、先に飛ばしてみんね。舞からやろうって言ってきたとは、初めてやけん。ほら、舞からやらんね」と、舞に糸を渡そうとする。舞が不安げにうつむくと、一太は「大丈夫たい。すぐに助けてやるけん」と声をかけ、舞は「うん。やってみる」と糸を持った。
たこ揚げは無事成功し、舞は東大阪に帰ることに。舞が砂浜で貝がらを拾っていると一太が駆け寄ってくる。
一太はきれいな貝がらを舞に渡し、
「大阪に帰っとね?うんにゃ。ずっとおらんね!こん島、冬になると雪ん降るとぞ!雪合戦ばしたかろ?」
と舞を引き止める。しかし舞は
「ごめんな、帰る。私な、お母ちゃんもお父ちゃんもお兄ちゃんも大阪におるやろ。みんなに会いたいねん」
と自分の気持ちを伝え、一太は寂しそうに視線を落とした。
出発の日、舞は島のみんなに貝がらの飾りを渡す。一太にも「一太くん、ありがとう。一太くんとおったらいつも楽しかったで」との言葉とともに渡すと、一太は「おいのこと、忘れんなよ」と返し、2人は笑顔で別れたのだった。
五島でのストーリーは一区切りとなったが、ツイッターなどでは
「一太くんってもう終わり?大人になっても出てくる?良い奴すぎて寂しい」
「この先、成長した一太に会えるんだろうか。会いたいよ!!」
「俺のこと忘れんなよ そんなん言われたら...泣いてまう。いつか再会してほしいな」
と、一太へのラブコールが相次いだ。
(TT)