「人前で褒められたくないという若者が増えているそうなんです」と、けさ14日(2022年10月)の「モーニングショー」で羽鳥慎一(司会)が取り上げた。
人前では...
東京・渋谷で聞いてみると――「褒められるのはうれしいなと素直に思いますけど、大勢の前とか表彰式とかというのは、ちょっと恥ずかしい」(20代男性)、「私だけ褒められると、めっちゃ気まずい」(20代女性)、「注目されるし、目立つのがちょっと嫌やな」(20代女性)、「褒められるじゃないですか、『いい子ちゃんぶってる』って思われたりして」(10代男性)と、なるほど、人前で褒められるのは苦手という声が多い。
金沢大の金間大介教授は、「目立ちたくない」「競争が嫌い」「自分の意見は言わない」「他人の感情が怖い」というのがいまの若者の特徴だと見る。これに、長嶋一茂(スポーツプロデューサー)は納得できないようだ。
「オレはどこでも褒められたいよ。どんな状況でも。というのも、褒められることがないから。野球(選手)のときは、たまにしか結果を出せないんで、そのときは褒められるわけですよ。そのほかはずっと叱咤、罵倒ですからね。だから、みんなの前で褒められた方がうれしい」
アシスタントの森山みなみアナ「私は褒められるのはうれしいんですが、いま聞いていた他の方は『いや、違うだろ』って思ってるかもしれないなとプレッシャーになってしまう。できれば、こそっと褒めていただきたいです」。若い人には、叱るのも褒めるのも『こそっと』がいいらしい。
(カズキ)