全国旅行支援のダメなところばかり(情報番組は)言うけど... 加藤浩次「支援自体はいいことです」

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   「初日にいきなり売り切れました」ときょう12日(2022年10月)の「スッキリ」で、岩田絵里奈アナウンサーが切り出したのは、きのう始まった全国旅行支援の話題だ。

   全国旅行支援は、旅行需要の回復を目指す政府が国内旅行の代金の最大40%を補助する制度。公共交通機関とセットの旅行商品は1人1泊8000円、それ以外は5000円が上限で、レストラン等で使えるクーポン券と合わせると最大で1万1000円が補助される。20日から始まる東京都を除き、全国できのうから始まった。

  • 旅行、どうする?(写真はイメージ)
    旅行、どうする?(写真はイメージ)
  • 旅行、どうする?(写真はイメージ)

既に予算オーバーのところも

   各都道府県の事務局が窓口となり、適用される時期や方法は自治体によって細かく異なる。旅行会社はそれぞれの事務局に確認しなければならず、混乱も生じていた。番組が取材した旅行会社の社長は「ある自治体は100回以上電話をかけてやっとつながった。申請の仕方も自治体によって違うので、その作業に追われています」と話していた。

   番組スタッフが沖縄県や熊本県など7つの道府県の事務局に問い合わせをしようとしたが、京都府以外は電話がつながらなかった。

   鳥海高太朗(航空・旅行アナリスト)「国は今年の夏までに都道府県ごとの配分を決めていましたが、それをどう割り振るかは自治体次第。自治体によってしっかり準備できて対応できているところと、そうでないところで明暗が分かれました」

   神奈川県のあるホテルでは、3000万円の予算が割り当てられていたが、すでに予約している人だけで900万円以上予算をオーバーしており、全員に適用できないおそれもあるという。岩田アナがパネルで「これについてどう対応するかは不明です」と説明した。

   MCの加藤浩次「それはちょっと大変だなあ」

   鳥海「予算は潤沢にあったはずなので、配分方法に問題がある。そのバランスをどう改善していくかです」

   初日から味噌がついた旅行支援制度だが、最後には加藤が「こういう番組では、全国旅行支援のダメなところばかり言っちゃうけど、全国旅行支援自体はいいことです」とフォロー。池田美優(タレント)も「私もきのう、旅行を予約したら自動で割引されて、得した気分でした」とコメントしていた。

(キャンディ)

姉妹サイト