「舞いあがれ!」 失敗しても温かく見守る 祥子おばあちゃんが「頼もしい」

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   NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」10月11日(2022年)放送回。休日に祖母・祥子(高畑淳子)の仕事の手伝いをすることになった舞(浅田芭路)。ビワを摘み、ジャムをつくり、それを瓶詰めする。それを、祥子の手ほどきを受けながら、失敗をしつつも何とか出来るようになっていく。(ネタバレあり)

  • NHKの「舞いあがれ!」番組サイトより
    NHKの「舞いあがれ!」番組サイトより
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びくびくしながらも...できた!

   誰もが、小さいころに経験したこと、大人の手伝い。たどたどしい子供の要領は、傍から見ていると危なっかしいが、自分にもそのような経験があったなとうっすら記憶が呼び起された人も多いのではないか。

   なんといってもおばあちゃんが逞しいのなんの。脚立を二つも抱えてさっそうと登場してビワの収穫。自分が押さえているから大丈夫といって舞に脚立をのぼらせた。足がびくびくする舞。でもしっかりビワを掴んで収穫できた。子どもの未経験なことが達成される瞬間は、大人も子供も嬉しいものである。

   いまさらだが、遊びを中断して親の「手伝い」をするほど、嫌なことはなかった。しかし達成感の喜びや、協業の楽しさは、小さな時に習うのが大事なのだと改めて感じた。それに子どもは、祥子ばあちゃんぐらい逞しい大人から褒められたら、おおいに自信につながるであろう。舞の発熱もなおっていくこと間違いなしだ。ツイッターなどでも「なんだか子どもの頃の自分に重なるんだよな...自分も、祥子さんみたいに言ってほしかったな、ってまた泣けてきたよ「祥子さんがまいちゃんを導く存在で頼もしい」「失敗しても茶化したり怒ったりしないで見守ってるのがいいね」など祥子ばあちゃんの頼もしい先導に注目が集まっていた。

   舞は一つのことをやり遂げる喜びを知った。でもこういうことは、一気に覚えておとなになるのではない。ひとつずつ舞を勇気づけていくのだ。めぐみ(永作博美)母さんと一緒に、今後の舞の成長ぶりに期待。

(Y・U)

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