「依然として核兵器使用の構えを辞さないロシアのプーチン大統領ですが、そんな中で高さ500メートルの津波を引き起こすといわれている原子力核魚雷『ポセイドン』の核実験の可能性について、いま海外メディアで報じられています』と11日(2022年10月)の「めざまし8」で倉田大誠アナが取り上げた。「もし、ポセイドンが使用された場合、何か起きるのでしょうか」
核実験の可能性
「ポセイドン」とは、海中を進み爆発すると、放射性物質を含む高さ500メートルの津波を発生させ沿岸部を襲う。ロシア国防省You Tubeによる映像を見ると、直径が2メートル、全長20メートル。「もちろん、まだ行われておりませんし、いつ、なるかもまったくわかりません。実験さえも行われておりません」と倉田。
ただ、今年4月当時のジョンソン首相がキーウ電撃訪問、ウクライナ支援について会談した際に、ロシア国営テレビで「最大500メートルの津波がイギリスをのみ込み、放射能の砂漠と化すだろう」と威嚇したことがあるという。また、今月2日付のイタリア紙が「ポセイドンを積んだ原子力潜水艦が北極圏の基地を出発。核実験を行う可能性があるのではないか」と推測していた。
またアメリカのバイデン大統領は今月6日、「プーチン氏が核を使えばアルマゲドン(世界最終戦争)は避けられない」と警告している。
高さ500メートルとは、どんな状況になるのか。ニューヨークの自由の女神は93メートル、エンパイアステートビルは443メートル。標的となった海岸の大部分は数十年間居住不能だという。
武井壮(タレント)「恐ろしいとしか言いようがないですね。絶対使用させてはいけませんね」
司会の谷原章介「なんでこんなものを思いつくのか、本当に恐ろしい。プーチン大統領、これを完成させる気なんでしょうか」
本当なのか、まったく恐ろしい話である。
(一ツ石)