キーウへのミサイル攻撃 「今までとは違う」(羽鳥慎一アナ)点とは

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   現地時間10日(2022年10月)朝、ウクライナ全土16都市に83発のミサイルが撃ち込まれた。今日11日の「モーニングショー」は、動画などをもとに緊迫した現地の様子を詳しく報じた。

  • ウクライナへの攻撃が続いている
    ウクライナへの攻撃が続いている
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「各国の大使館があるすぐ近くも...」

   首都キーウからネット配信を行う女性は「ミサイルが飛んでいるところを見て手が震えている」と恐怖の表情。動画にはミサイルの轟音に続いて爆発の閃光も映り込み、すぐ近くに着弾している様子がわかる。東部の都市、ドニプロでは交差点に着弾する様子がドライブレコーダーに捉えられていたが、爆発の衝撃で信号や電線が大きく揺れている。ウクライナ当局によるとミサイル83発のうち43発を撃墜したが、攻撃により11のインフラ施設が被害、全土で14人が死亡し97人が負傷しているという。

   ミサイル攻撃は通勤・通学が多い午前8時過ぎに行われ、子どもたちが遊ぶ公園や市民が使う橋にも着弾した。ウクライナのゼレンスキー大統領は「被害が多く出る朝をあえて選んだ。脅迫することが目的だ」と批判。国民に向けて「今日は地下室に行ってください」と呼びかけた。キーウの道路は脱出しようとする車で渋滞し、地下鉄ホームは避難する人であふれている。

   一方、プーチン大統領は「キエフ政権は国際テロ組織と同じに成り下がった。高性能な長距離兵器による集中砲火を行った」と声明を出している。

   菊間千乃(弁護士)「民間人が巻き込まれることが想定済みで攻撃していて、常軌を逸している。(クリミア大橋が爆破されたが)橋というインフラと民間人への攻撃はレベルが違う。自暴自棄というか嫌な決意を感じる。世界は厳しい対抗措置をとるべき」

   堤伸輔(フォーサイト元編集長)「(ロシアは)これまで学校や駅、病院をさんざん攻撃しておいて(ウクライナをテロ組織と)よく言うなと思う。(キーウへのミサイル攻撃は)軍事的には効果を上げていない。ロシアに何のメリットもない攻撃。プーチン肝いりのクリミア大橋への攻撃で頭に血が上ったんじゃないか」

   司会の羽鳥慎一「今回は各国の大使館があるすぐ近くも攻撃を受けているということです。今までとは違うなというところです」

   菊間千乃「ロシアの中でも反プーチンの動きが出てきているというのもありますし、これでプーチンよくやったという国民は少ないと思う。孤立を加速させる意味のない攻撃だったと思う」

(みっちゃん)

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