金沢観光拠点で地元民が「フン慨」 めざまし8が報じた「害」とは

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   3連休最後の10日(2022年10月)、「めざまし8」はきのう9日の全国各地の観光地を取材。「いたるところで行列が発生していました」と永島優美アナが伝えた。様々なイベントも行われた中で、日本三名園、「兼六園」のある金沢市では、ある問題が起きていた。

   おとといの土曜日の8日、ディレクターの上田純花が訪れてみると「たくさんの観光客の方々が記念撮影をされています」と報告する。若い女性2人は「北海道から来ました。21世紀美術館に行ってみたくて来ました」。ソフトクリームを食べていた3人組は「めっちゃ金箔ついている。高級感が金沢って感じです」と嬉しそう。さらに兼六園では人気の虹橋に長蛇の列ができていた。

   そんな中、いま起きている問題点とは――。

  • カラスの「フン害」に困惑する観光地
    カラスの「フン害」に困惑する観光地
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夕方の空、香林坊では「あたり一面、真っ黒に」

   「あたりを見ていますと、白いものがあります。実際によく見ますと、フンのあとでしょうか。羽根も残っています」と上田純花が話す。その正体はカラスなのだ。

   金沢の観光拠点の香林坊では夕方になると、上空にはカラスが飛び交う。市の担当者と現場を訪れた。「あたり一面、真っ黒になってきましたね。いつもこんな感じですか」。

   担当者は「やっぱり多い時期になると、こういう形で結構飛んでいますね」。

   翌日の早朝はカラスたち、公園ではなく、少し離れた駐車場でゴミなのか、落ちているモノをつついている。どんどん集まって、商店街への道がカラスたちで塞がれてしまう。

   地元のタクシーの運転手は「毎日のように止めているけど、やっぱりこれじゃ観光に悪いわ。トランクの方も上の方も全部フンが。どれだけきれいにしても一緒だわ」

   取材の最中にも「私の腕にカラスのモノでしょうか、フンが落ちてきました」

   市の担当者は「昨年から香林坊の周辺に音が出る機械を設置させていただきまして、カラスの追い払いをさせていただいております」と話していたが、効果はどうなのか。

(一ツ石)

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