きょう10日(2022年10月)の「THE TIME,」は、ミサイルを続けて発射している北朝鮮について伝えた。
「こちらをご覧ください」と安住紳一郎アナが手にしたパネルには、拡大された北朝鮮の記念切手が。ミサイル積載車の絵柄をあしらい、6日に発表されたものだという。
安住アナ「『国家核武力政策に関する法令を採択』を記念した切手だということです。北朝鮮ウォンで30ということで、日本円で約5円です。北朝鮮が核やミサイルを開発する強い姿勢がうかがえます。そして、きょう10月10日は挑戦労働党の創立記念日です」
今年に入ってから25発を発射
続けて安住アナは北朝鮮に関する最新ニュースを伝えた。
「北朝鮮はきのう午前2時前、北朝鮮東岸付近から弾道ミサイル2発を東の方向に発射しました。防衛省によるといずれも最高高度はおよそ100キロで、距離およそ350キロを飛行し、日本のEEZ排他的経済水域の外に落下したと見られています」
番組によると、ともに潜水艦型のミサイル=SLBMの可能性があり、防衛省が関連情報を収集し、分析しているそうだ。
今年に入ってから25発と、異例の頻度でミサイル発射を繰り返している北朝鮮。番組は、きのうの午後の岸田総理大臣の言葉も放送。「今後の北朝鮮の挑発行動については注視していかなければならない。情報収集・警戒監視はもちろんですが、あわせて日米、日韓、日米韓、こうした関係国との連携を密にしていきたい」というものだ。
日本海では8日までの2日間、アメリカ軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」が参加する米韓軍事演習が行われ、今回の発射はこれに反発した可能性があるという。
安住アナ「10日は朝鮮労働党の創立記念日。過去にはこの前後に新型の弾道ミサイルの発射実験を行ったケースもあり、さらなる挑発に出る可能性もあります」
(ピノコ)