<1年前のワイドショー>東京・埼玉で「震度5強」の教訓 備えは進んだ?

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   <1年前のワイドショー> 地震は突然襲ってきます。昨(2021)年10月7日夜、千葉県西部を震源とした地震が発生し、東京・埼玉で震度5強を観測しました。都内で震度5強となったのは、2011年の東日本大震災以来のことでした。

   (J-CAST)ワイドショー通信簿の「都内で漏水が多発!? 専門家が指摘する『水道管を損傷しやすい揺れ』とは?」(2021年10月8日、日テレ系「スッキリ」)は、混乱した各地の様子を伝えています。

  • 災害への警戒が必要(写真はイメージ。記事中の地震とは関係ありません)
    災害への警戒が必要(写真はイメージ。記事中の地震とは関係ありません)
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水道管の破裂・浸水相次ぐ

   帰宅困難者により品川駅や東京駅八重洲口などにはタクシー待ちの長蛇の列ができ、足立区では日暮里・舎人ライナーが脱輪して緊急停止し3人がケガを負ったとあります。また、都内を中心に水道管の破裂とみられる浸水が30カ所ほどで発生したとあり、当時を思い出します。

   水道管破裂について、慶応大大学院の纐纈一起特任教授は「モノにはそれぞれ固有の周期があり、東日本大震災の揺れは、超高層ビルと同期しビルが激しく揺れました。今回は水道管の持つ固有の周期に合ってしまったと思われる」と解説したとあります。

   「マンホールに首までもぐって水を止めた作業員に拍手が!?」(同年10月8日、フジテレビ系「めざまし8」)は、マンホールから水があふれた東京・目黒の浸水現場での復旧作業の様子を伝えています。

   水勢が激しく、作業員2人の腕を突っ込んでの作業は、なかなかはかどりませんでした。そのうち、1人が上着を脱いで足からマンホールの中に入り、首まで水につかりながら手探りで何かを操作。間もなく水が止まり、作業を見守っていた周辺住民らからは拍手や「おめでとう」という声がかかっていた、とあります。

   「急停車した新幹線車内、停止したエレベーター内...視聴者提供のリアルタイム映像が生々しい」(同8日、「めざまし8」)が取り上げたのは、番組で紹介した映像のほとんどは、視聴者がスマホなどで撮影したリアルタイムの映像だった、という点です。

   首都高で道路脇の街灯が大揺れした地震の瞬間や、表参道や葛飾などのマンホールから水が噴出する様子、さらに停車した北陸新幹線の真っ暗な車内や、脱線した日暮里・舎人ライナーから線路を歩いて避難する様子など、影響の激しさを伝えてくれます。

   記事では「身の危険が迫っていても、まずはスマホを取り出して撮影しようという『根性』に感心させられた」とあります。

   気象庁によると、千葉県北西部は「地震の巣」といわれ、地震活動が活発な場所だそうです。1年前を思い返し、改めて地震への備えの必要性を感じました。

(コムギ)

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