「私たちの想像以上に国外脱出する人もいるようです」と、ロシア国内の情勢を司会の谷原章介が7日(2022年10月)のめざまし8で取り上げた。
画面にはロシアで食料品会社を経営する日本人男性が登場し、「動員が始まってから実際に国外に出て行っちゃった人は沢山います」と話す。この会社では従業員4人が急きょ国外に出たそうだ。現地メディアはこの2週間に出国が70万人に上るという。「訓練を受けた人だけではない、戦闘の仕方がわからないのに現場に出されることに大きな不安を感じ、対象年齢の従業員は怖がっている」と日本人経営者はいう。
ザポリージャ原発めぐる動き
前線の動員兵からは「物質的な支援、金銭的な支援もない」「食べ物は自分で買うしかない」の声がSNSで広がった。国境の街に兵士500人を置き去りにしたとの話ももれた。
こんな中で、プーチン大統領はウクライナのザポリージャ原発を一方的にロシアに国営化する文書に署名した。こいつ何考えてるんだというところだが、中村逸郎・筑波大学名誉教授は「原発国有化に手をつけたら核使用のメッセージ。プーチンが核兵器を使う確率は51%」と指摘した。この原発を取り戻そうと、ウクライナ軍は450人の精鋭部隊を送ったとの情報が入ってきたらしい。
谷原「核が使われるのは数日中の可能性も? まとまらない国民をまとめるために核を使う可能性があるということですか」
中村名誉教授は「そういうことです。戦術核兵器を使う可能性が高まっている」とうなずいた。
風間晋(フジテレビ解説委員)「(ロシアは)アメリカ・NATOの反応を読めず、気にしている。プーチン大統領にためらわせる要素だ」
谷原「終末時計はあと何秒残っているのか」
(あっちゃん)