長嶋一茂が「凄い」と舌を巻いた 大記録達成後の大谷翔平コメント

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   メジャーリーグ(MLB)で初めてピッチャーとしても、打者としても規定回数に到達したエンゼルスの大谷翔平選手は、もうその大記録は忘れて、頭の中では来シーズンの事を考え始めているようだ。けさ7日(2022年10月)の「モーニングショー」で、金曜コメンテーターの長嶋一茂(スポーツプロデューサー)は「そういうところが凄い」と舌を巻いた。

  • 大谷翔平選手
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「もうほとんど前の事は忘れてしまいました」

   今季で一番印象に残っていることを聞かれた大谷は、「もうほとんど前の事は忘れてしまいました。(チームがプレーオフに進出できず)不本意なので、来年はそれを目指して頑張ります」と、達成したばかりの前人未到の記録よりも、来年の目標を語り始めたのだ。

   長嶋「超人的な記録を残しながら、彼にとっては通過点でしかないということに、もうなっちゃってるんだよね。忘れてしまいましたなんて、向上心みたいなことも含めて、凄いことだよ。(来シーズンは)打率3割、ホームラン50本、投手として20勝を目指してるのかなと思いました」

   唐津留すみれ(バイオリニスト)は「辞書に登録されたのでびっくりしました」という。アメリカの辞書「ディクショナリー・ドットコム」に『Ohtani rule』(大谷ルール)というのが新たに加えられたのだ。「投手がDHとして打順に入った場合、投手交代した後もDHとして試合に残ることができるルール」と解説されていて、二刀流のための新ルールだが、「メジャーリーグの天才、大谷翔平の名前が由来」と但し書きが付いている。

   司会の羽鳥慎一「野球選手を超えちゃってますね、辞書に載るということは」

   来年3月のWBC(ワールドベースボールクラシック)で、栗山監督から二刀流のオファーがあったら受けるかと聞かれて、大谷は「光栄なことなので、もちろんです」と答えた。どこまでも楽しみな選手だね。

(カズキ)

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