番組冒頭で司会の江藤愛アナから「今日から新しいメンバーが加わります」と紹介され、「プリンが好きです」「最初の挨拶を50回練習してきた」と自己紹介した新人アナウンサーの古田敬郷アナの担当はスポーツニュース。きのう6日(2022年10月)に今シーズンの最終戦に先発登板したエンゼルスの大谷翔平選手が5年目のシーズンを振り返るニュースを読み上げた。
「本来ならここからがスタート」
レギュラーシーズンで史上初めて規定打席と規定投球回をダブルで達成し、日米のファンが大興奮。盛岡では号外が配られ、米国でもファンが大熱狂。話題のMVP争いではア・リーグ新記録の62本塁打を記録したジャッジ選手という強力なライバルがいる。記者たちの中には「ジャッジだろう」と断言する者もいるが、盟友のトラウト選手は「去年があったからみんな見逃しているが、大谷はアンビリーバブルな選手だ」と大谷推し。15都市30人の記者の投票できまるMVPは11月中旬ごろ決定する。
そんな騒ぎを横目に、当の大谷は試合後今シーズンを振り返って「もうほとんど、前のことは忘れてしまいました。全体的にはよかったかなとは思いますが、もっともっと前進できれば、もっともっといい選手になれる」といたってクール。さらに「(シーズンが終了して)本来ならここからがスタート、本番という感じでいけたらもちろんいいんですけど。そこを目指して来年は頑張ります」と付け加えた。
江藤アナが「私たちのほうが喜んでいる感じがしますね」と少し反省気味にコメントすると、杉山真也アナも「もう大谷選手は次に向かってますね」。江藤アナはそれに頷きながら「カッコいいですね」と笑顔になった。
(バルバス)