京都や大阪に4店舗を展開するスーパー「ツジトミ」が1日(2022年10月)、事前の連絡なく突如閉店した。店独自のプリペイドカードに現金チャージしていた客が困惑していることを、6日の「めざまし8」で倉田大誠アナウンサーが取り上げた。
倉田大誠アナ「取材を申し込んだんですが...」
映像は「怒りですわな。年寄りだまして。殴りたいぐらいですわ」と憤慨する女性客。若い男性も「何もなしで、貼り紙だけ。びっくり」という。
倉田「なぜ突如? 閉じられたシャッターに紙が貼ってありますね」
そこには「事業継続が不可能」「本日をもって事業を廃止する」とあった。困惑は従業員にも広がった。閉店の1日も出勤予定だったという女性は「もう、きょうで仕事はしませんと弁護士に言われた。どうすることもできないじゃないですか」と話した。
この店は現金チャージの独自プリペイドカードを導入していたが、「返金することは法律上できません」とあった。この店でしか使えず、中には4万円入れていた客もいた。「弱い者いじめ」の声があがった。
大空幸星(NPO運営者)「こんな怪しい電子マネーを使っちゃったのというのが正直な感想ですけど、一つの店舗だけのものはある程度警戒心を持たないと。法律上は停止したら換金できるはずで、ここは誠意ある対応をしなきゃいけない」
倉田「番組は代理人を通じて代表取締役に取材を申し込んだんですが、今回はコメントを差し控えるということでした」
カード時代の危うさが地域の一つで、こういう可能性もなくはないよと示された形だ。
(あっちゃん)