「週刊お金ニュース」で紹介された「世界一高価」な桃。その値段は1つ200万円という。この商品を予約販売する通販サイトを見ると、確かに1個200万円と書かれている。6日(2022年10月)の「THE TIME,」が取り上げた。
この桃を育てる福島県の古山果樹園を直撃すると「それは本当です。200万円になる可能性のある桃を作っています」と答えた。市販されている桃と圧倒的に違うのはその糖度。「めちゃくちゃ甘さが違うと思います」と果樹園の代表は胸を張る。
糖度に応じて
一般的な桃は糖度12度ほどだが、この果樹園で育てた桃の糖度を測定すると、なんと32.7度。古山果樹園では、この糖度によって値段を変えて販売しており、糖度25度以上で1個54万円、30度以上で108万円。そして今までの最高の糖度は35度で、これに1個200万円で予約が入ったということらしい。
これだけ甘くなる理由は出荷のタイミングだという。多くの桃農家ではまだ固いうちに収穫し出荷するが、古山果樹園では成熟状態を毎日1つずつチェックし、桃が傷む直前の一番甘い状態で出荷しているという。さらにウニの殻やトウモロコシの炭を飼料として使うことで甘さをさらに引き出している。
今年、最高額をつけた桃は糖度30度以上、1個108万円の値をつけた桃だったが、これは有名ユーチューバーが購入したという。
スタジオの安住紳一郎アナに古山果樹園の桃が1個、立派な黒い箱に入れられて届けられた。安住は「あれ? これ......」と一瞬期待したが、宇賀神メグアナは「1個5万円、糖度20度の桃です」と紹介。安住が「あ、そうなの? 108万円というのもあったけど?」と不満そうに言うが、「こちらは1個5万円の糖度20度の桃です」と宇賀神。安住は「へぇ~~~」と考えたうえで、「今日はこれ、見るだけかな?」と質問。宇賀神は「見るだけです、召し上がってはいただけません」と答え、安住がガッカリすると、スタジオからは大爆笑が巻き起こっていた。
(バルバス)