「きのう(2022年10月4日)昼過ぎ、東京と千葉の間を流れる江戸川で、子どもの遺体が見つかりました。松戸で行方が分からなくなっている南朝芽さんとの関連を慎重に調べています」。安住紳一郎アナが5日の「THE TIME,」で切り出した。
取材ディレクイターの岩永優樹は現場から報告。「奥に捜査員の姿が見えます。あの付近で子どもと見られる遺体が見つかったということです」と伝えた。
家族コメントも紹介
番組によると、「川に人が浮いている」「風で上流に流されている」という通報を受け、警察官が駆け付けたところ、子どもの女性と見られる遺体を発見。裸足の状態で、死後数日が経過していると見られているという。
安住アナ「現場の上流、千葉県松戸市では、先月23日から7歳の小学1年生、南朝芽さんが自宅を出たまま行方が分からなくなっています。見つかった遺体の衣服は、当時朝芽さんが着ていた服装とよく似た半袖・半ズボンだということです」
これまでの捜索では、先月24日に靴と靴下が、28日には帽子が見つかっている。番組はこの状況に対する家族のコメントも紹介。
「靴下が少し丸まって置かれている様子はさやの脱ぎかたに近いですが、靴も靴下も軽く揃えて置いてあることは本人の置き方ではない。また、靴と靴下が一晩雨風にさらされたにしては泥汚れが少なく、状態がよかったことが不可解な点としてあげられます」
今回、遺体が見つかった場所は朝芽さんの遺留品が発見された場所からおよそ14キロ下流にあたるという。
元警視庁刑事の吉川祐二氏は番組の取材に対し「非常に難しいです。ただ、それを切り離すって考えるというのもよくない。ある程度、可能性があるという見方はした方が良い」と話した。
安住アナ「今後、捜査はどのように進むのでしょうか。吉川氏はあるポイントがあると指摘しました」
「肺の中に入っている水の量によってですね。非常に多い量が入っている場合は溺れて飲み込んだということ。逆に水が非常に少ない状態であれば、事件にあってから水に落ちたということ。多角的にものを見て、事件事故の両面から警察は捜査をしていく」(吉川氏)
司法解剖はきょう行われるということだ。
(ピノコ)