「舞いあがれ!」の「優しい世界にうるっと」 新朝ドラ「ほっこり」スタート

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   NHK朝ドラ「舞いあがれ!」が、10月3日(2022年)にスタートした。(ネタバレあり)

   1994年4月、小学3年生の岩倉舞(浅田芭路さん)は、原因不明の発熱で始業式の後に7日連続で休んでいた。熱が下がった日も「みんな、仲良うしてくれるやろか」と不安がっていた。

  • NHKの「舞いあがれ!」番組サイトより
    NHKの「舞いあがれ!」番組サイトより
  • NHKの「舞いあがれ!」番組サイトより

「ごめんな、走らしてしもて」

   休み時間、学校で飼っているうさぎの「スミちゃん」に草をあげていたところ、同級生の望月久留美(大野さきさん)から「触ったらあかん。うさぎに触ってええんは飼育係だけや」と注意され、舞は「ごめん...」とつぶやき、とぼとぼと校舎へ帰っていった。

   帰りの会で、担任の三上(増井友紀子さん)が舞に「岩倉さんが休んでる間に、みんなはもう係決まったんや。何かやりたい係ある?」とたずねる。舞が言いあぐねていると、休み時間の舞を見ていた幼馴染の梅津貴司(齋藤絢永さん)が「飼育係やりたいねんて」と切り出す。

   同級生から「しょっちゅう休む人に、うさぎの世話なんかできへんと思います」「うさぎが逃げた時どないすんねん」と野次が飛んだが、三上は「岩倉さんはな、できる範囲でやったらええねん」と子どもたちを制し、舞に「ほな、望月さんと一緒に飼育係やってな」と声をかけた。

   放課後、舞と久留美が一緒にうさぎ小屋に行くと、スミちゃんが逃げ出していた。舞は母のめぐみ(永作博美さん)から「走ったらあかんよ、すぐ熱出んねんから」と言われていたが、久留美が駆け出すのを見て、自分も校庭を走ってスミちゃんを探す。

   スミちゃんは砂場にいて、帰ろうとしていた貴司が見つけた。スミちゃんを受け取った久留美は、舞に「ごめんな、走らしてしもて」と謝り、舞は「ええねん。私も飼育係なんやもん」と返した。

   その後舞と一緒に帰った貴司は、「ごめんな。僕が舞ちゃんに飼育係やらしてしもた」と謝る。舞は「ううん。ほんまはやりたかってん。ありがとう」と礼で返していた。

   ヒロインの舞を取り巻く人々の優しさに、ツイッターなどでは

「飼育係の女の子、走らせちゃってごめんねって 優しい世界にうるっときてしまった 幼馴染の男の子も、担任の先生もいい感じ」
「望月さん、意地悪かと思ったらそんなことないのね。よかった。この子かわいい。貴司、優しいやん。幼馴染、心強いね」
「優しい人がたくさん登場してほっこり。これから楽しみ~!」

といった声が上がっていた。

(TT)

姉妹サイト