「これはインドネシアのサッカー場で暴動が発生した時の映像です。一体なにが起きたのでしょうか」と、3日(2022年10月)の「めざまし8」で堤礼実アナが伝えた。「めざまし8」はインドネシアで9年間プレーをした日本人の元サッカー選手、松永祥兵さん(33)に取材し、インドネシアのサッカーの実情について聞いた。
死者も出た
インドネシアの東ジャワ州のサッカースタジアムで起きた暴動だ。試合が終わると負けたチームのサポーターがスタジアムになだれ込み、暴れ始めた。警察が観客をスタンドに戻そうとしたが、混乱は収まらず、暴徒化したサポーターを警察が警棒のようなもので振りかざしたり飛び蹴りしたり、さらに催眠ガスを発射する事態に。サポーターはスタジアムの出口に押し寄せ、踏みつけられ窒息する人などこれまでに125人が死亡した。
松永さんは「ビッグクラブ同士の試合になると、スタジアムに行くときに戦車みたいな軍用車でスタジアムの中に入っていく」と話す。
さらに、「試合に勝った後、現付で20、30台とかで後ろから追いかけられたりしたこともありますね」。相手チームのサポーターから石とかが飛んで来きたりしてました」。帰りのバスに相手チームのサポーターが石を投げつけてきて身の危険を感じることもあったという。
「やっぱり、インドネシアのサポーターはめちゃくちゃ熱いです。せっかくファンがたくさんいて、これから伸びて行く国と思っているんで、残念だなと思います」
司会の谷原章介「ここまで激闘、どうにか解決したいですね」
(一ツ石)