NHK朝ドラ「ちむどんどん」9月30日(2022年)の最終回。暢子(黒島結菜)の新しい店『やんばるちむどんどん』の初日は、みんなの協力のおかげで大盛況だったが、歌子(上白石萌歌)が熱を出し緊急入院。最終回前に何事か?歌子の高熱はなかなか下がらず暢子、優子(仲間由紀恵)、良子(川口春奈)たちは心を痛め、千葉から賢秀(竜星涼)も駆けつける。(ネタバレあり)
誕生会の主役は...
そして50年後という20XX年という現代までタイムワープ。優子の誕生会で、家族みんなが集まった場面。あまりに役者が若くて、ジジババになるには無理がありすぎた。それは仕方ないが、誕生会の主役である、優子が綺麗に年をとって美しかった。
結局、歌子の病気ってなんだったんだろうって疑問が残るが、元気な姿で登場したし、沖縄が長寿で有名な地域ということを思い出した。賢秀もやっと「男」になって借金完済。良子と石川は校長まで出世して絵にかいたような先生人生を送っていた。そして暢子はずっと「ちむどんどん」を続けてこられた。
なによりも、優子が、悲惨な戦争のさなかに逃げて生き延びて、家族にとって多くのドラマがあったと思うが、孫にも恵まれて、これだけの大家族になって幸せをかみしめているではないか。ドラマの評価は総じて高くはなかったようだが、やんばるの村のひとつの家族の物語として最終的には良かったのではないかと思う。「優子おばあ、お誕生日おめでとう が最終回で良かったよね」「優子さん、ご長寿で何より」「お墓が映し出されて やっぱり死んじゃったんだ!と思ったけれど優子も死んでなくて良かった」などネットでも反響があった。
ラストになって、優子と共に戦争を生き抜き逃げてきたまもるちゃんの過去が判明したし、最後はやっぱり、ちむどんどんだった。
(Y・U)