大阪府議会「議員を『先生』と呼ばないで」合意 「国会議員でも」の声(THE TIME,)

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   「おもしろそうと言っては語弊がありますが、興味がわきますね」と29日(2022年9月)のTHE TIME,で司会の安住紳一郎アナウンサーが触れたのは、大阪府議会の議員を「先生」と呼んではいけないとの決定だ。

  • 大阪府議会の公式サイトより
    大阪府議会の公式サイトより
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議会運営委員会で申し合わせ

   きのう府議会の議会運営委員会で「議員同士が呼び合うのをやめる」と申し合わせた。理由は、議員は特別だという勘違いを助長しかねないためという。たしかに、職員との上下関係をにおわせ、市民の間でも反発や違和感を持つ人もいそうな呼び方が、長年、それも国会や全国の地方議会で続いてきた。大阪府議会は今後「先生ではなく『議員』とか『さん』づけとかで呼び合い、職員にも先生とよばないよう求めていく。

   江藤愛アナウンサー「視聴者からこんなご意見が届いています」

   60代女性は「ずっと先生の呼び方に不快感がありました。ぜひ国会議員にも適用してほしい」、30代の自治体職員は「議員の名前を覚えられなくても、先生でごまかせるので便利なんですけどね」、べつの60代女性は「そんなこともルール化しないとできないのかと思ったら絶望感しかない」と突き放した。呼び方だけを変えても、議会質問を職員に作らせる議員もいるといった馴れあいがつづいては本質的に変わらないとも言える。

   「きびしい意見も届きましたが?」と問いかける江藤アナに、「そうですか」と安住はひとこと淡白に応じて終わった。コメンテーターを置かず、ニュースを小出しに、ときには同じ内容や映像を繰り返し・使い回す手法の番組作りでは、こういう話題を深く突っ込めないのかもしれない。

(あっちゃん)

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