28日（2022年9月）の「めざまし8」は、きのう行われた安倍元総理の国葬を大きく取り上げた。
MCの谷原章介は、政治ジャーナリストの田﨑史郎氏に「賛否がある中で行われた国葬、いかがでしたか？」と質問。田﨑氏は「予想通り賛否は収まらず行われたのですが、とりあえず無事終わったということでホッとしましたね」と答えた。
また、橋下徹（弁護士）は「公の儀式としては大変良かったと思う。安倍さんという国に貢献された人に公に礼を尽くすということは大切。ただ、僕はこれは国葬という位置づけではないと思います。内閣葬だと思っています」と述べた。
番組は、喪主の昭恵さんにも注目。葬儀が始まってからも気丈に振る舞っていた昭恵さんだが、菅前総理が友人代表として弔辞を読んだ際には、こらえきれずに涙を流す場面も。
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フジテレビ「めざまし８」番組公式サイトより
菅弔辞も話題に、谷原「2人の友情を強く感じる」
交友のある古市憲寿（社会学者・作家）は、安倍元総理が銃撃されてからの約2か月半の間の昭恵さんについてこう話した。
「本当にもう死んじゃったというよりも、まだ近くにいるっていう感じがするってことを言っていて。長い外遊に出ているっていうような。すぐに帰ってきてくれるみたいな。本当にいつも一緒にいてくれるみたいな。多分8月の終わりだったと思うのですが、消したはずなのに（テレビが）付いているっていうんですよ。僕はただの消し忘れかなって思うんですが、でも『晋三さんがまだ見たくて付けたんじゃないか』とか。生活のちょっとした折々に晋三さんの雰囲気を感じてしまうというか...」
スタジオでは菅前総理の弔辞の内容も話題に。
西岡孝洋キャスター「菅前総理は何度も遺影に『総理』と呼びかけながら、言葉を詰まらせながらも弔辞を述べていました。これには昭恵夫人も目頭を押さえていました。そして会場ではこの追悼の辞に対して大きな拍手もありました」
谷原「お2人の友情を強く感じるものでしたね」
田﨑氏「生前、安倍さんは『2012年の自民党総裁選に立てと言ってくれたのは、菅さんと昭恵だった』と言っていた。それが安倍さんが再起する大きな原因だった。菅さんと明恵さんはそれぞれ、安倍さんにとっての女房役だったんだと思います」
（ピノコ）