五輪汚職に新たな贈賄ルート、高橋元理事3回目の逮捕 玉川徹「この先には、巨悪が...」

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   きょう28日(2022年9月)の「モーニングショー」が番組冒頭で取り上げたニュースは、安倍晋三・元首相の国葬ではなく、東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件だ。東京地検特捜部はきのう27日、組織委員会の高橋治之元理事(78)に賄賂を渡したとして広告大手「大広」の執行役員谷口義一容疑者(57)を逮捕し、高橋容疑者を再逮捕した。

  • 汚職ルートはどこまで伸びるのか(写真はイメージ)
    汚職ルートはどこまで伸びるのか(写真はイメージ)
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特捜部の狙いは政治家や組織委員会か

   谷口容疑者は、大会スポンサーの契約業務をめぐり、高橋容疑者に約1500万円の賄賂を渡した疑いがもたれている。電通は組織委員会のスポンサー募集の窓口となっており、他の広告会社が電通から再委託されるには組織委員会の了承が必要だった。3回目の逮捕となった高橋容疑者は「身に覚えがない」と否認しているという。

   特捜部の狙いについて、亀井正貴弁護士は「高橋容疑者が絡むオリンピック事業が賄賂まみれだと社会にアピールする狙いがあるのでは。政治家や組織委員会関係者に金が流れていないか見極めている」とみている。森山みなみアナウンサーが紹介した。

   MCの羽鳥慎一「高橋容疑者のまわりは賄賂だらけです」

   浜田敬子(ジャーナリスト)「高橋容疑者は、組織委員会理事と元電通専務という2つの顔を巧みに使い分けていたのだとわかります。高橋容疑者の存在をこれだけ大きくしていたのが自身の威光なのか、政界ルートのような後ろ盾があったのかが今後解明されていくのだと思います」

   玉川徹(テレビ朝日社員)「検察は20日間のこう留期間が終わりに近づくと、新たな疑惑をリークしてメディアの注意を引き付け続けている。この先には、巨悪が眠っている可能性があります」

(キャンディ)

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