実は恐ろしいサンルーフからの顔出し高速道走行 武井壮、「簡単に失明」の可能性指摘

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   27日(2022年9月)の「めざまし8」で、視聴者から提供された映像が紹介された。MCの谷原章介が「きょうの独自取材は高速道路でサンルーフから顔を出したまま走行する映像。撮影者によりますと、子どものように見えたと言います」と説明した。

   映像は19日に千葉県の高速道路で撮影されたもの。一見、普通に車が走っているように見えるが、その次の瞬間、車のサンルーフから女性と男性と見られる2つの顔が出てきた。

  • 運転手が「第一に考えるべき」は…(写真はイメージ)
    運転手が「第一に考えるべき」は…(写真はイメージ)
  • 運転手が「第一に考えるべき」は…(写真はイメージ)

「法律の問題は置いておいて...」

   撮影者は「中央車線に入った後に頭が2つポコって見えてきたんです。なんだこれは?と見ていたら、子どもが肩の部分まで出ていた」と話す。2人は中で立ち上がっているので、もちろんシートベルトも着用していない。

   撮影者によると、この時の車のスピードは時速70キロ以上。そんな中、男性と見られる子どもは何かにつかまることなく、サンルーフから肩から上を出し、両腕を上げるなどしていた。撮影者は「なにか事故があったら子どもが(車外に)放り出されたりだとか、飛んできたものに当たったりする危険性があるので、親がもっと危険を伝えて、そういう行動を取らないように注意してほしい」と話していた。

   実際、2013年には山口県萩市でサンルーフから顔を出していた6歳の女の子が高架橋で頭を打って死亡した事故も起きた。死亡事例もあるこうした事故について交通事故鑑定人の中島博史氏は「子どもが自分で転んでしまうというような状況の時、窓枠に引っかかってけがをするという可能性もある」と指摘。

   また、若狭勝弁護士はこうした行為について「シートベルトを高速道路上でしていないということになるので、シートベルトを着用させる義務というのに違反する。子どもらにケガをさせたら自動車運転過失致死傷に問われる可能性もある」と説明した。

   武井壮(タレント)「法律の問題は置いておいて、例えば、飛び石だったりとかよく飛んでくる。80キロくらいで進んでいるところにそれが子どもの顔に当たったら、非常に危険。コガネムシのような甲虫でもこのスピードで当たると簡単に失明してしまう。本当に気を付けて欲しい」

   谷原「ちっちゃな小石でも凶器になりえますからね。運転されている方、第一に考えるべきは子どもをこういった行動をいさめること。万が一の時には重い罪にも問われます」

(ピノコ)

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