賛否の中、安倍元首相の国葬が今日27日（2022年9月）午後２時から日本武道館で行われる。けさの「THE TIME.」のニュース関心度ランキングでは2位だったが、司会の安住紳一郎がはじめに「このコーナーは世代別の関心度も出ているんですが、このニュースに関しては毎回、10代の関心が非常に高いというのも一つの特徴です」と説明。「こういった声も寄せられました。映像にもまとめています」と宇賀神メグ・アナウンサーが紹介した。
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安倍元首相の国葬が営まれる（写真はイメージ）
「中学生からすると...」
「中学生からすると総理といえば安倍さん。国葬はするべきだと思う」（10代男性）
「千代田区の学校に通っています。期末テストがあり、巻き込まれないか心配」（10代女性）
「国民の意見を聞いてくれない国だと思った」（10代男性）
きのう東京・新宿や大阪・北区でも「国葬反対」のデモが行われたが、若者たちの間でも賛否が分かれているという。街で聞くと――
「日本を引っ張っていただいた安倍晋三さんに敬意を表したい」（男子高校生16歳）
「国に対して貢献された方なので、日本のイメージはよくして頂いたのではないかとすごく思います」（女子大学生20代）
「満足に葬儀をあげられない方がたくさんいる中で、ある1人の人間がみんなのお金を使って大きな葬儀をすることは人の死って平等なのかと感じる」（30代女性）
「（安倍元首相は）功罪がある方なので国葬になると、非業の死を遂げたかわいそうな人という見方だけになるので、正しい議論ができなくなってしまう」（女性22歳）
「臨時国会でも開いて、せめて国会で決議する。それくらいの最低限のプロセスを踏んでやればいいものを、わざわざそれを閣議決定でやるって国民をなめているとしか思えないですね」（男子大学生21歳）
安倍元首相の遺骨は午後1時すぎに昭恵夫人とともに自宅を出発、国葬では安倍氏の外交実績などを称えるVTRが流され、前首相の菅義偉氏が友人代表として追悼の辞を述べる。
（一つ石）