9月25日(2022年)の「サザエさん」(フジテレビ系)で「マスオさん、怒る」というストーリーが放送され、ツイッターなどがざわついた。
アニメはいきなり拳銃を向けられる磯野波平(茶風林さん)のカットからスタート。実は拳銃はライター、持っていたのはフグ田マスオ(田中秀幸さん)で、マスオは「面白いでしょ?露店で見つけたんです」と笑った。
「やっていいことと悪いことがあるぞ!」
後日、カツオ(富永み~なさん)が庭で拳銃型のライターで遊んでいる。ワカメ(津村まことさん)から「お兄ちゃん、スオお兄さんに怒られるわよ」と咎められるも、カツオは「すり替えてあるから大丈夫だよ」と笑うだけだった。
その頃会社で、マスオの上司が葉巻をくわえていた。マスオは懐から拳銃を取り出し上司に向かって引き金を引いたが、火ではなく水が、上司の顔に向かって勢いよく発射された。
怒り心頭の様子で帰宅したマスオは、カツオの部屋にまっしぐら。カツオにすり替えられた水鉄砲を手に、
「これ、カツオくんのしわざだろう!いたずらのつもりだろうけど、やっていいことと悪いことがあるぞ!」
と声を荒げた。
その後の夕食時には、カツオから「あれを会社に持って行くとは思わなかったよ」「まあ、誰かに見せたくなる気持ちは僕もわかるけどね」、サザエ(加藤みどりさん)からも「マスオさんもカツオと同じレベルってことね~」と軽口を叩かれ、マスオは「僕にカツオくんを怒る資格はなかったなぁ...」と頭をかき、食卓は笑いに包まれた。
しかし翌朝、詫びの気持ちでマスオの靴を磨いていたカツオに、マスオは再び「なんてことをしてくれたんだ!」と大声を出した。カツオが靴磨きに使っていたのはマスオのネクタイだったのだ。
サザエが「古いものだから大丈夫だと思った」とカツオに渡したものだったが、実はマスオが就職した時に大阪の母からもらったものだった。
最終的にはマスオが怒ったことを後悔し、いつもの和気あいあいとしたサザエさん一家に戻っていたが、温厚なマスオの珍しい姿に、ツイッターなどでは
「マスオさんブチギレでほんまにびっくりこいた。普段怒らない人が怒ると怖いなぁって改めて思った」
「マスオさんガチおこ回初めて見た...。あんなにカツオに怒るなんて...」
「マスオさん怒るイメージ無かったからビビった」
といった声が上がった。
(TT)