「『日本一短い新幹線』が先週金曜日の23日(2022年9月)、開業しました。その短い西九州新幹線に魅力が詰まっています」と宇賀神メグ・アナウンサーが伝えた。
この新幹線は長崎から諫早、新大村、佐賀県の嬉野温泉、武雄温泉駅と5駅を結び、距離約66キロ、所要時間はわずか23分。この新幹線の沿線について地元の人だけが知る魅力を紹介しょうというわけだ。
「日本一短い新幹線」
まずは長崎駅から出発して8分、あっという間に到着したのが諫早駅。よく知られているのは180年前につくられた眼鏡橋。日本で最初に「国の重要文化財」に指定された石橋だ。食べ物と言えばウナギも有名だが、地元の市民によると、駅から3分の「竹野鮮魚店」。取材した番組スタッフが注文したのは「サーモンイクラの親子丼、1100円」。スタッフ「親子とあって相性抜群です」。
次は6分後の新大村駅。男女の高校生が教えてくれたのが「toko-tokoっていうクレープ屋さんです」。人気は「総菜クレープ」だが、番組スタッフは「オムそばクレープ」を頼んだ。「しょっぱめのそばとほんのり甘いクレープ生地と合っていて予想以上です」
続いて嬉野温泉。温泉はさることながら「温泉の湯でつくった豆腐。あれは美味しいんですよ」と地元民がおススメしたのが1957年創業の「宗庵 よこ長」。弱アルカリ泉の温泉で煮ることで、とろけるような、なめらかさになるという。
そして、上りの終点、武雄温泉駅に到着する。ナレーションは「日本一短い新幹線、地域振興の起爆剤となるか」といったが、視聴者によると、長崎在住の女性は待ちわびていた新幹線と喜んでいたが、佐賀在住の女性は佐賀県には何の得もないと言っていた。
司会の安住紳一郎「やはり、何かを得れば、何かを失うのは世の常のことで、プラス面、マイナス面があるということですね」
(一ツ石)