26日(2022年9月)の「めざまし8」のトップニュースは27日に行われる安倍元総理大臣の国葬について。MCの谷原章介は「各国から要人が続々と来日。きょうから交通規制も始まります」と切り出した。
国葬には218の国や地域、国際機関からおよそ700人の要人が参列する予定だが、それに伴い当日は正午ごろから午後9時ごろまで首都高速の都心環状線を中心に広範囲にわたって通行止めになるなど、大規模な交通規制が行われる。
トルドー首相が訪日の取りやめを発表
番組は、交通規制によってどのくらいの影響が出るのか検証。渋谷から国葬の会場までの所要時間を調べた。規制のない状況のもと最速ルートで車を走らせるとおよそ18分半で到着。一方、交通規制される予定の道を避け、迂回ルートで走るとおよそ21分かかった。
永島優美アナは、米国のハリス副大統領など主な海外の参列者の名前を挙げた後、「カナダのトルドー首相が訪日の取りやめを発表したということで、G7の現職首脳は出席ゼロということになります」と伝えた。
谷原は「ロシアの大統領特別代表も来日するのでは、という話です。岸田総理は弔問外交に積極的だということですが、どの程度意味があることなのでしょうか」と質問。
橋下徹(弁護士)は「やってみないと分からないことですが、外交と言うところに期待するところが、そもそも間違いだと思います」と答えた。
古市憲寿(社会学者、作家)も「ついこの間、国連総会があってそこでみなさんに会っていたわけですし。弔問外交って弔問がメインでみんなお葬式に来るわけですよね。外交はあくまでもサブ的なものなので、それにどうこうっていうのは違和感がある」と意見。
矢沢心(女優、タレント)は「安倍元総理と言ったら外交で、色々やられてきた方ですから国葬も分かるのですが、色んなものが大規模過ぎて。また、G7の主要メンバーが来ないというのは、海外にどういう風に映るのかなっていうのは気になる」と指摘した。
橋下はそこで「国葬という位置づけではなくて内閣葬とか政府葬という位置づけにすべきだ」と主張。古市はそれに対し、「結局税金で行われるし予算は変わらないのだから違いがない」とし、「国家としてはやるけど、国民の皆さんには特に何も強制しませんという今回のやり方は良かったんじゃないかなと思う」と話した。
谷原「橋下さんの話を聞いていると、政治家の方たちは中身じゃなくて看板、外側にこだわっているのかなって印象を持ちます」
橋下「今回は、そこが1番の混乱の原因だと思いますよ」
(ピノコ)