波瑠「魔法のリノベ」は「全てがしっくりと」 夢落ち場面もエンディングも...

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   9月19日(2022年)夜にいよいよ最終回を迎える「魔法のリノベ」(カンテレ/フジテレビ系)。世間の評価は知らないが、今期ドラマの中で3本の指に入るほど好きなドラマだった。毎回、問題を抱える依頼人の問題を、家をリノベーションすることで解決するという1話完結のストーリーと、それに並走する全体を通してのストーリーがあり、飽きずに楽しめるところがいい。「まるふく工務店」のチームワークの良さもあって、1クールで終わってしまうのがもったいないほどだ。

  • 波瑠さん(2017年撮影)
    波瑠さん(2017年撮影)
  • 波瑠さん(2017年撮影)

最終回までドキドキの展開

   ドラマもさることながら、出演者たちがドラクエ風のいでたちで魔物と闘う夢オチ場面や、「まるふく工務店」の従業員(近藤芳正&本多力)が劇中CMをやるのが楽しい。極めつけはエンディングで、ドラマの中でリノベーションした家とそこで楽しく暮らす依頼人たちの幸せそうな姿にほっこりする。映像も演出も、挿入歌も全てがしっくりとくる。

   実際のところ、これはどうなっているのか、凄く気になる。本当に毎回、家をリノベしていたら大変なコストがかかるだろうし......。誰か教えて欲しい。

   最終回はラスボス、原田泰造との対決だ。12日の放送では突然、波瑠演じる小梅が不自然なかたちで「まるふく工務店」を辞めてしまった。まるふくの長男、玄之介(間宮祥太朗)とめでたく両想いになったところなのに......。とにかく最後までドキドキさせてくれて、本当にいいドラマだ。ちなみに波留の友人・ミコト役のSUMIRE、最近よく見るなあと思ったら、浅野忠信を父にCHSRAを母にもつサラブレッドだった。秋クールドラマ「階段下のゴッホ」(TBS系)では主演をつとめるとか。ネクストブレイク間違いなし、今後の活躍に注目したい。

(大熊猫)

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