「遺留捜査」(テレビ朝日系)最終回が9月15日(2022年)に放送され、俳優の津田寛治さん演じる元警察官の岩瀬隆介を襲う展開に、同局のドラマシリーズ「特捜9」ファンがざわついた。(ネタバレあり)
刺殺された組織犯罪対策二課の氷室翔太(崎山つばささん)は、5年前の通り魔事件を調べていた。犯人は当時大学生だった沢村直哉(渋谷謙人さん)で、事件から半年後、河川敷で焼死体で発見されていた。
胸ぐらをつかまれ詰め寄られたはずみで...
通り魔事件の被害者と婚約していた隆介が何者かに刺された。隆介は直哉の死に疑念を抱いていて、直哉が焼死体で発見された現場周辺で聞き込みを続けていた。
そして......直哉はやはり生きていて、真相に迫ろうとした翔太を殺害。その後隆介に接触し
「すいませんでした!もう少しだけ待ってください。罪は必ず、償いますから」
と土下座で詫びた。
隆介に会った理由を「決着をつける前に、あなたには、謝らなきゃならないと思ったんです」と説明する直哉に、隆介は
「決着?また何か企んでんのか。今度は何を仕掛けようとしてるんだ?答えろ。答えろ沢村!」
と激昂。胸ぐらをつかまれ詰め寄られたはずみで、直哉は隆介を刺してしまい、その場から逃げたのだった。
直哉はかつてボランティアで訪れていたブルネジア(架空の国家)で内戦に巻き込まれ、仲間だった物部遥(しまずい香奈さん)が目の前で射殺された。直哉は遥の父で大病院の院長、泰弘(高橋英樹さん)と協力し、当時ブルネジアは危険ではないと判断しボランティアの派遣を決めた元外務大臣の三窪保(大石吾朗さん)に復讐しようとしていたのだ。